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こちらも同Suono I tali a に出演する注目のアーティスト。かつては、やはり同レーベルで、才女リタ・マルコチュリとの共演盤で注目を集めた存在でもあります。一聴して、耳をひきつけるノスタルジーが滲む音の世界。極論的には?このイントロ部数秒で惹かれる方もいらっしゃるのでは、と思うオープニングは、静かでいて、あまりにも印象的です。アースキンのドラミングを彷彿とさせる繊細なシンバル、ベテラン・ベーシスト、ベニータの歌うベース・ライン、絡み合い、美しい面をつくるピアノ、抒情的で、時にパッショネートなソプラノ・・それはある意味、南のECMなどと喩えたくなるような、物語に満ちた演奏と感じます。録音は、EGEAの録音拠点であるオーディトリウム・サンタ・チェチリアでのもの。他の作品でも聴けるように、その音響は残響も含めて芸術的。温かなアコースティックの響きが美しいです。本作には、人気のファブリジオ・ボッソも参加。しかしレーベルはEGEA。ハード・バップではなく、大先輩エンリコ・ラヴァを見習うような?世界観の滲む演奏も興味深いものです。ボブ・ディランの名曲“風に吹かれて”も嬉しい驚き。同じくEGEA 流、美しいジャズ・アレンジで奏でられた好演!(新譜案内より)
■Stefano “Cocco”Cantini(ss), Fabrizio Voisso(tp), Ramberto Ciammarughi(p), Michel Benita(b), Manhu Roche(ds)
STEFANO CANTINI / ステファノ・カンティーニ