2,640円(税込)
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■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
1997年ブエノスアイレスで結成されたALVAREZABALA DUO。ギターのセシリア・サバラとクラリネットのエミリアーノ・アルヴァレスを中心に、曲ごとにサポートを迎えて綴られる室内楽的作品。フォルクローレに造詣が深く、リーダー作も好評なセシリア・サバラ。彼女によるシンプルながら豊かな和音が印象的なギターとスキャット交じりのヴォーカル・ワークに、エミリアーノのクラリネットが木管特有の温もりで優雅さを演出。カリンバの倍音と二人のヴォーカルが重なるM2など、想起させる陽光のような穏やかな景色はが素晴らしい。
QUIQUE SINESIとMARCELO MOGUIREVSKYとのギター&クラリネット・デュオとはまた違った質感をみせる好作品。とりわけギターを弾きながら歌うセシリアが描く、時に激しく時に優しいパッションは抑制が利いており、本作の色を決定付けているといえるだろう。
myspace CECILIA ZABALA
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ギターとクラリネットの二重奏と、器楽的に響くヴォーカリゼーション。当時はまだソロ・デビュー前だったセシリア・サバラと、クラリネット奏者のエミリオ・アルバレスという珍しい編成のデュオ。さりげなくリズム・サポートするガブリエル・ルチェッティのジェンベとウドゥも効果的で、カリンバの音色を加えた子守唄のような「Deseo」や、ボサノヴァ風のリズムに乗せた「Abril」など、ミニマムな音なのにまったく飽きさせない。また、古典的なフォルクローレかと思ってしまう「Colores De Mi Tierra」や「Volver A La Tierra」など、セシリアの作曲能力も見事だ。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
ALVAREZABALA DUO