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まるで、ひとすじの光。暗闇に響く、軽快なファンファーレ!

細野晴臣「恋は桃色」のレゲエカバーや、タカラダミチノブによる異国情緒溢れる”夜は味方”リミックスを含む、全6曲。バンドメンバーであるDrums大石 幸司(Little Tempo)をはじめとした技巧派奏者たちが紡ぐのは、ロックステディやラヴァーズロック、クンビア経由のめくるめくリズムと音の波!さあ、心地よい旅のはじまり。どこか懐かしく優しい、qimygoの唄声とルーツミュージックが満を持して邂逅する、全曲セルフプロデュースによる1stミニアルバム。

qimygoと書いてキミーゴ、一度聞いたら忘れられない妙な響きの名前である。3歳よりエレクトーンを習い、POPSの洗礼を受け、10代からはバンド活動の傍ら日常的に作詞作曲してきた彼女。その声はどこか懐かしく、小さな頃に聴いた童謡のようでもあり、母性を感じさせる暖かさを兼ね備えている。The Cavemansなど様々なバンドで鍵盤奏者として活動した経験を生かし、本作では彼女自身がボーカルだけでなく鍵盤奏者としても参加。今回収録された細野晴臣氏のカバー曲、”恋は桃色"以外の全曲、qimygo自身の作詞、作曲、アレンジによるものである。透明感のある声、馴染みやすく耳に残るメロディは、一度聴いたリスナーの心を強く握って離さない不思議な魅力がある。”踊れるバンドサウンド”そして”誰もが口ずさめるメロディ”がテーマでもある本作は、子どもから大人まで親しめる日本語詞のオリジナル曲3曲に加え、自身が敬愛してやまない細野晴臣のアルバム、”HOSONO HOUSE”に収録の”恋は桃色”をレゲエアレンジでカバー。参加ミュージシャンは、大石幸司(Little Tempo)、MAH(GREEN MASSIVE)、イナッチ(FRISCO)、鈴木孝夫(RISINGTONES)など、近年の国内レゲエシーン、夏フェスなどで欠かすことの出来ない技巧派奏者ばかり!

古き良きルーツミュージックに大きな敬意をはらいつつも、あくまでポップスとしての歌を尊重し、今の感覚でジャマイカンミュージック、クンビアなどワールドミュージックを演奏するスタイルは「クラブもライブハウスもフェスもBARも大好き」というqimygoならでは。トロンボーンやフルート、サックスなどの管楽器が加わったバンドアレンジは聴き応えがあり、RELAXIN’ WITH JAPANESE LOVERSなどのアーバンなレゲエ、ロックステディ好きの心にも間違いなく響く楽曲。またオリジナル曲に加えて、リミックス2曲も収録。かねてから親交のあるタカラダ ミチノブ(HONCHO SOUND)、Jagabe(Reggaelation IndependAnce)と、DJとしても活躍中のリミキサー陣を起用。クラブシーンへ向けても狼煙を上げ、フロアの温度を上げるデジタルクンビアミックス、ダブミックスと、1stCDながらも多彩な内容。