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60年代半ばを代表するティーン・シンガーの4作が2X2ON1CDセットでリイシュー!
1962年16歳の時にアカデミー賞を最年少にして受賞した米国の女優、アイドルとして大活躍したPATTY DUKE。65年の2作『DON'T JUST STAND THERE』と『PATTY』をカップリング&ボーナス入りコンパイルした2ON1と、67年の『SINGS SONGS FROM VALLEY OF THE DOLLS』と68年録音の『SINGS FOLK SONGS』をカップリング&ボーナス入りコンパイルした2ON1の2組をさらにセットにした2枚組みCDが登場。
62年の2作がリリースされた当時は18歳ということですが、その歌声は非常に幼 く、囁くように歌う少女の危うさを秘めたポップ・アルバムに仕上がっています。"DOWNTOWN"やLENNON & MCCARTNEY楽曲、BACHARACH & DAVID楽曲などをはじめとするストリングスを中心としたサウンドに乗せて、まるで発表会のような、どこまでもイノセントで可愛らしい歌声を披露しています。映画「BILLIE」に使われたヒット"FUNNY LITTLE BUTTERFLIES"などをボーナス・コンパイル。
67年作の『SINGS SONGS FROM VALLEY OF THE DOLLS』は、自身が出演した映画の挿入歌を歌った作品。管と弦のゴージャスなアレンジが素晴らしい前半のジャジー・ポップスに、ソフトロック風の後半の2種のサウンドが楽しめます。
68年作の『SINGS FOLK SONGS』は録音されながらも当時は未発表だった作品。タイトル通りフォーク・ソングを歌ったアルバムで、カントリー風やモダン・フォークにDYLANのカヴァー、トラディショナルなどを披露しています。若干大人になった気がするも歌声はまだ幼さたっぷり。この素人臭さが逆にたまらない名品です。
PATTY DUKE / パティ・デューク