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63年未発表サントラ盤が発掘アナログ・リイシュー!
チェコ映画のサントラにしてカルト・モンド・サイケ盤『MALA MORSKA VILA』でFKファンにも知られるズデニェク・リシュカZDENEK LISKA。チェコ語で狐を意味するLISKAを姓に持ち1922年ボヘミアの小さな町スメチノに生まれた不遇の作家です。
自然発生的なサンプル・ループと自力ミュージック・コンクレートを駆使しながら様々なクライアントからの発注に柔軟に対応し生涯で300以上の映画スコアを手掛け、今ではポーランドのKRZYSZTOF KOMEDAやANDRZEJ KORZYNSKI、ロシアのALEXANDR GRADSKY、同チェコのLUBOS FISERらと居並ぶ才人として評価されたLISKA。その実験精神をより拡張した部分では、イタリアのWALTER BRANCHIやイギリスのDAPHNE ORAMらとも並び立つ初期のエレクトロニック・コンポジション/サウンド・デザインの比類ないパイオニアとして知られます。
ポーランドSF界の第一人者スタニスワフ・レムSTANISLAW LEM原作のSF小説「マゼラン星雲」の映画化で、のちの「スタートレック」シリーズ等にも影響を与えたSF映画の金字塔、63年インドゥジヒ・ポラークJINDRICH POLAK監督原案映画「IKARIE XB-1 イカリエ-XB1」の未発表サウンドトラック・スコアが発掘音盤化。
場面展開に応じて具体音や電子音を配すエクスペリメンタルでサイケデリックな手法を随所に使いながらも ところどころで流麗かつグルーヴィなストリングス&ピアノも顔を出す、現代の聴取感覚でこそ最高に楽しめる名品盤です。
ZDENEK LISKA