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ガーナ産レアグルーヴ、アフロ・ファンクの最高峰としてコアなアフロ・ファンはもちろん、レアグルーヴ方面からも大絶賛を浴びたケレンケ・バンドの『MOVING WORLD』。2011年にめでたく復刻され、一般的なアフロ・ファンクやアフロ・ビートとは異なる”ガーナ産レアグルーヴ”とでも言うべき驚愕の内容に、世界中から多くの絶賛を得た。しかしここに来てケレンケ・バンドのさらにとんでもないマテリアルが発掘されたのだ。
『MOVING WORLD』をリリースの後、ケレンケ・バンドはさらなる録音に向かった。しかし資金不足でそれらの録音は決してリリースされることなくバンド・メンバーの自宅の棚に眠ったままだった…。今回、SOUNDWAYのMILES CLERETにより歴史から消えて誰も知ることなく埋もれてしまうはずだったマテリアルに光が当たった。MILESの発掘したマスターテープを元にVOODOO FUNKでお馴染み、アフロ・ファンク掘らせたら世界一、FRANK GOSSNERとの共同作業により今回の復刻プロジェクトが実現したのだ。
ミドル・テンポのファンク・チューン「Jungle Funk」はまるで”アフリカ版スカイ・ハイ・プロダクション”とでも形容したくなる素晴らしいジャズ・ファンク・ナンバー。ガーナらしい土着的なパーカッションに、ファンキーなギター・カッティング、サイケデリックなファズ・ギターが絡みつく「Mother Africa」はケレンケ・バンドらしいファンキーさの中にもメロディアスな旋律が光る好インスト・ナンバー。レイドバックした雰囲気とハイライフのような哀愁を感じされるメロディーが素晴らしい「Too Bad Girl」。「Munchin」もトランペットがリードを取る「Jungle Funk」と同系統のジャズ・ファンク・ナンバー。
4曲すべてがアフロ、レアグルーヴとしても奇跡と言っても過言ではない超1級のナンバーばかり。今回の発掘でこの素晴らしい曲たちがようやく日の目を見ることになった。エボ・テイラーを始めガーナ産アフロものの発掘はさらに深く、今後どこまで行くのか。まったく目が離せない状況だ。
AFRO KELENKYE BAND / アフロ・ケレンケ・バンド