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アート・ブレイキー(40歳)の若々しい声が聞ける貴重なMCはメンバー紹介で21歳のリー・モーガンの人気沸騰ぶりを茶化したかと思うと新加入のウェイン・ショーター(26歳)の素晴らしさ、将来性を力強く聴衆に訴えかけ、リーダーとしての自信に溢れている。 1958年11月29日のジャズ・メッセンジャーズ、オランダ初公演(リー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ボビー・ティモンズ、ジミー・メリット)のテープをあえて避け、翌年の本作をリリースするのはウェイン・ショーターのオランダ初公演にあたるからである。 弱冠26歳のウェインは新鮮かつ独自のテナー・サウンドを確立しつつあり、ビバップを消化したその奏法はすでにモードへの萌芽を体現している。 本公演の直前、11月10日に録音された"Africaine"(Blue Note)でジャズ・メッセンジャーズ初レコーディングを果たしたウェインだったがそのアルバムが陽の目を見たのは20年後である。 リー・モーガンも絶好調でその溌剌としたトランペットが見事に捉えられている。「マイルス・デイヴィス・コンプリート・アムステルダム・コンサート1960」と同様、トランペットの録音が生々しく、本シリーズの大きな特長になっている。(新譜案内より)
http://www.marshallbop.com/files/mp3/11th_and_1st.mp3
ART BLAKEY / アート・ブレイキー