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※ペーパースリーヴ
これは、カナダのテナー・サックス奏者マイケル・アドキンスにとって3枚目のリーダー作となりますが、録音されたのは同じhatOl ogyからの前作『Rotator』と同じ2008年。
これまで未発表のままになっていた理由は不明ですが、編成は『Rotator』と同じワン・ホーン・クァルテットで、ベースだけがジョン・エベールからラリー・グレナディエへと代わっています。アドキンスのテナーは、どんなプレイをしていても常にクールネスを保っていて、すべてがバラード演奏のような雰囲気を湛えているのですが、ひとつひとつの音に込められた情報量はとても大きく、説得力十分。全体に不思議な温度感を持った流れが感じられますが、そこにはポール・モティアンの繊細なドラミングも大きな貢献を果たしています。7 曲目のみ「テンダリー」を書いた名コンビ、ウォルター・グロス~ジャック・ローレンスのナンバーですが、残りはすべてアドキンス自身のオリジナル。全体に最晩年のコルトレーンによるバラード演奏のような豊潤な静けさが漂うアルバムとなっています。
Michael Adkins(ts)
Russ Lossing(p)
Larry Grenadier(b)
Paul Motian(ds)
(メーカーインフォより)
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MICHAEL ADKINS QUARTET