2023.11.06
20年以上のキャリアを持ち、本作にも参加しているモノ・フォンタナやウーゴ・ファトルーソなど、南米随一のミュージシャン達とも共演してきたシンガー・ソングライター、フロレンシア・ルイスの待望となる2023年新作が登場。
アルゼンチンのSSWによる'23新作。ウーゴ・ファトルーソ、モノ・フォンタナら敬愛するミュージシャンたちと作り上げた3部作の最終章。
CALANDRIA / ARG / LP(レコード) / CALANDRIA / 1008739724 / 2023年11月07日
4,950円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
(以下本人によるセルフ・ライナーノーツ)
私の新譜『カランドリア』のLP版がリリースされました。このアルバムで、私が尊敬し愛しているミュージシャンたちとの三部作は締めくくりです。最高のチームと一緒に、でもいつものように個人的な方法で、全力をかけて、空に飛び立ちます。
カランドリア(ラテンアメリカで一般的なヒバリのような小鳥)は私を象徴するイメージで、鳴いたり飛んだりするふつうの小鳥です。カランドリアは願い、実現、楽しみ、充実、情熱の場所でもあり、歌おう、飛ぼうと自分の群れに呼びかけます。アルバムは11曲で構成されていて、4曲はソロ、7曲は私のスーパーヒーローたちとの共演です。 出演順:ウーゴ・ファトルーソ、アルバーナ・バローカス、モノ・フォンタナ、クラウディオ・カルドーネ、セルヒオ・ベルディネーリ、クラウディア・シネシ、アンドレア・アルバレス、フアン・ファルー。
この友人たちの助けを借りて、私は自分がどうやって作られているかを語り、友人たちの存在をたたえ、いちばん大事な燃料を私に与えてきてくれたことへの感謝を伝えています。ロックあり、ポップスあり、エクスペリメンタルあり、フォルクローレあり、つまりは説明できないもの、音楽です。
生まれて初めて誰か別の人に向けて歌ったとき、幸せを、あるいは幸せという概念を実感した。自分の歌が喜びを生み、心を動かし、誰かをどこかに連れて行くことの喜びを感じて、自分がスーパーヒーローだと思えた。と同時に、自分が自分の本来の場所にいるということ、そこからはもう逃げられないということも感じさせてくれた。この記憶が種になりエンジンになっている。
あれはビジャ・ルスリアーガにある祖母の家のそばの歩道でのことだった。ご近所のおばさん、おじさんたちが外に椅子を出して夕涼みをしているとき(暑さが厳しいときは夜になることもあった)、私はタイミングが来るのを待って、祖母が丹精込めて世話をした花々をかきわけてレンガの壁に登るか、そのまま椅子に座って、一曲、また一曲と歌を歌った。アルゼンチンロックだったり、タンゴ、ミロンガ、ワルツだったり。でも自分の曲は一度も。そう、その一歩が踏み出せなかったの! あの夏のそよ風や、あの静寂、夜の光、花たちの香り、笑い声と祭りのざわめきを、すべてが始まる魔法のボタンのように自分の中にしまいこんだまま。
このアルバムで、動物三部作が完結する。反芻して、咆哮したあと、私に残ったのは歌うこと。歌って、飛び立つことを応援してくれたミュージシャンたちをたたえること。今やこの人たちは私の道しるべであるだけでなく、私がとても愛する人たちだとも言える。
人生は流れて、私は歌い続けている。私はカランドリア。どこにでもいる小鳥、自分がどこから来て、何でできているかを教えたがっている、そしていつも感謝している。いつも。
一緒に歌ってくれてありがとう。
(フロレンシア・ルイス)
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