ミルトン・ナシメント『Clube da Esquina 2』 「街角クラブ」第2章。名曲「Maria Maria」を収録した名盤が久々のリイシュー!

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2025.06.18

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MILTON NASCIMENTO / ミルトン・ナシメント / CLUBE DA ESQUINA 2(2LP)

CLUBE DA ESQUINA 2(2LP)

MILTON NASCIMENTO ミルトン・ナシメント

「街角クラブ」第2章。名曲「Maria Maria」を収録した名盤が待望のリイシュー!

KLIMT / IMPORT / LP(レコード) / MJJ464DLP / 1009048107 / 2025年06月18日

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「街角クラブ」第2章。名曲「Maria Maria」を収録した名盤が久々のリイシュー!

1978年、ミルトン・ナシメントは自身の仲間たちを再度招集し、タイトル通り『Clube da Esquina』(1972)の続編と言える2枚組アルバム『Clube da Esquina 2』を生み出した。有名なのは1972年作の方だが、こちらもまた名作。『Clube da Esquina』で顕著なサイケデリックな鳴りは控えめに、より素朴でいなたいアコースティック・サウンドを聴かせる楽曲が並んでいる。

トニーニョ・オルタ、ネルソン・アンジェロ、ヴァグネル・ヂゾ、フラヴィオ・ヴェントゥリーニ、ベト・ゲヂス、ジョイスといったクルビ・ダ・エスキーナ周辺のアーティストが参加していることはもちろん、エリス・レジーナやジョアン・ドナート、シコ・ブアルキといったMPBの大御所に加えウルグアイのミュージシャンも参加するなど、「クルビ・ダ・エスキーナ」のミュージシャンで固められた前作以上により間口の広い作品となった。

『Clube da Esquina』(1972)収録のバラード「San Vicente」のアカペラ・コーラスで始まる「Credo」、そしてフラヴィオ・ヴェントゥリーニの代名詞的名曲「Nascente」(後にフラヴィオの1stアルバムに収録)、ヴィオレータ・パラの楽曲をカバーした「Casamiento De Negros」など冒頭から名曲の連続。中盤もネルソン・アンジェロとフェルナンド・ブランチのタッグ作「Canoa, Canoa」、エリス・レジーナのパワフルな歌声とミルトンの美しいスキャットが交錯する「O Que Foi Feito Devera (De Vera)」、ミルトンの美しいファルセットが折り重なってゆく「E Dai?」など珠玉の楽曲が並ぶ。



終盤においても、シコ・ブアルキ作曲のオルガンによる間奏が印象的なナンバー「Canción Por La Unidad Latinoamericana」、ベト・ゲヂス作曲のロック色濃い「Tanto」、サンバとマラカトゥをミックスしたような「Reis E Rainhas Do Maracatu」など多彩な楽曲が続くが、注目はやはりD面に収録されたミルトンの代表曲「Maria Maria」だろう。歓喜に満ちたアウトロのスキャットが印象的なこの曲は、ミルトンのライブにおける定番曲となっていることでも有名だ。



1979年から80年代前半にかけて、ロー・ボルジェス、フラヴィオ・ヴェントゥリーニ、トニーニョ・オルタ、ベト・ゲヂス、フェルナンド・オリー、ノヴェーリといった「クルビ・ダ・エスキーナ」人脈によるアルバムリリースが活発化するようになっていくが、このアルバムはその端緒となったブラジル音楽史における重要作。ブラジル音楽ファンなら避けては通れない名盤中の名盤だ。

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