見逃すな!天才7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタ再来日情報2018

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2018.10.11

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見逃すな!天才7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタ再来日情報2018

昨年、およそ10年ぶりに来日したヤマンドゥ・コスタ。東京公演(イーストエンド国際ギターフェスティバル)では聴衆のほぼ全員がスタンディングオベーションを送る伝説的な演奏を披露し、ブラジル音楽ファンはもちろんの事、クラッシックギタリストを含む多くのギター・ファンに衝撃を与えた。

今や世界中からひっぱりだこで、ジルベルト・ジルの最新アルバムでも「Yamandu」という曲のなかで「Tem que ouvir o Yamandu(ヤマンドゥを聴かなきゃ)」と歌われるほど。その人気は子供の頃から注目される天才的な演奏能力だけでなく、彼の人柄のためでもあるだろう。深く深く音に集中し圧倒的なエネルギーと気迫が伝わるライブでの姿と、気さくでにこやかにサインに応じる姿のギャップもファンを虜にする。パコデ・ルシアが「ジャンルを超えた私の後継者」として称えたその早熟な才能も、30代後半を迎え円熟味を増し、まさに今聴くべきアーティストの一人と言えるだろう。
 


★Yamandu Costaプロフィール
1980年、ブラジル最南部リオ・グランヂ・ド・スル州パソ・フンド生まれ。7歳からギターを学びはじめ、15歳の頃にはサンパウロやリオデジャネイロのライブハウスにふらりと顔を出してはその超絶的技巧を見せつけ、プロのミュージシャン達の間で次第に話題となっていった。
16歳の時バーデン・パウエルに見出され彼のコンサートにゲスト出演、翌年17歳の時には、初めてサンパウロで正式に公演、聴衆を圧倒しメディアで大きく取り上げられ、天才プレイヤーの名を欲しいままにする。2001年、21歳の時にブラジル器楽奏者の登竜門 “プレミオ・ビザ (Visa音楽大賞)” のコン
クールで優勝。そしてアルバム「Yamandú」でセンセーショナルなデビューを飾り、翌年2002年にはローリング・ストーン誌の「ブラジル・ギター30選」に選ばれ世界の表舞台へ登場、彼の名は一躍世界に知られる事になった。
ブラジルのマスコミは彼のことを、 “バーデン・パウエルやハファエル・ハベーロの再来!”と呼んでいるが、ショーロから、ボサノヴァ、サンバ、タンゴ、ミロンガといった南米の多様な音楽も含め、ジャズなど様々なスタイルを吸収し、ジャンルの枠を超えた独自の世界を構築。アルゼンチン公演では、鬼
才フアンホ・ドミンゲスを凌ぐギター・テクの持ち主と聴衆を驚かせた。
7弦ギターのレンジの広い指版を縦横無尽に駆け巡る驚異的なテクニックで、聞く者を圧倒し続けている。かのパコデ・ルシアが「ジャンルを超えた私の後継者」として称えたと言われている。

 

★公演情報★

2018.10.27(土)イーストエンド国際ギター・フェスティバル
http://eastendguitar.jp/concert.html

2018.10.30(火)武蔵野スィングホール(完売)
http://www.musashino-culture.or.jp/eventinfo/2018/06/post-822.html

2018.11.3(土)ブルーノート東京
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/yamandu-costa/

2018.11.4(日)FESTIVAL DE FRUE 2018
http://frue.jp/festivaldefrue2018/