[予約] アジムスの更なる初期未発表音源が7”でリリース決定!

  • LATIN / BRAZIL
  • 新着ニュース

2020.08.01

  • LINE

  • メール


2019 年にリリースされ世界中の音楽ファンを震撼させたアジムスのデモ音源『Demos (1973-75)』の続編とも呼ぶべき、更なる未発表音源が 7inch でリリース決定!

今回の未発表音源はイヴァン・コンチのプライベート・アーカイブから発掘された音源とのこと。ジョーヴェン・グアルダの雄ホベルト&エラスモ・カルロスの楽曲 "As Curvas da Estrada de Santos" をカバーした side-A 、そしてスペーシーなサイケフォーク “Zé e Paraná”を side-B に収録している。

60年代後半よりスタジオ・ミュージシャンとして活躍していたジョゼ・ホベルト・ベルトラミ、アレックス・マリェイロス、イヴァン・コンチのオリジナル・アジムス3人は、当時ホベルト&エラスモ・カルロスのバッキングも務めていたのだという。この“As Curvas da Estrada de Santos”は彼らによる 1969 年の大ヒット曲で、のちにエリス・レジーナも歌ったポップ・バラード調の楽曲だが、今回発掘されたアジムスのバージョンは、仄暗くもメロディアスなサイケジャズにアレンジされている。ハモンドオルガン、フェンダーローズ、生ピアノを駆使したベルトラミによる常軌を逸したアンサンブルとイヴァン・コンチのタイトなドラムはもちろん、アレックス・マリェイロスがトレードマークともいえるエレベではなくコントラバスを演奏しているのも聴きどころである。

一方の “Zé e Paraná” はアジムスの1stアルバムの冒頭曲 "Linha Do Horizonte" の作曲者でもあるジョアン・アメリコことパラナーに捧げた楽曲で、ベルトラミがコンピングしつつパラナーがギター、そして物憂げなスキャットを聴かせるスペーシーなサイケフォーク・チューン。アジムスの典型的なイメージであるジャズファンク、フュージョンとは異なるスタイルだが、何よりもその楽曲の良さ、物悲しくも力強い演奏に心を打たれる激良チューンである。

ともにベルトラミのハウススタジオで 1973-75 年あたりに録音されたものとのことで、のちのスタジオ・アルバムとは異なり、お世辞にも良い録音状態とは言えなかったが、今回のリイシューに際し細心の注意を払いリマスターを行ったとのこと。インストゥルメンタル・バンド=アジムスがどのようにしてその音楽性を発展させ、ブラジル音楽史上もっとも重要なバンドのひとつにまでなったのか。そのプロセスを知るうえで欠かせない一枚であるのはもちろん、単なる未発表音源とは一線を画すその極上の内容は、ジャズ、フュージョン、レアグルーヴといった旧来のアジムス・ファンはもちろん、サイケ・ファンまでを虜にすることだろう。

※一部でマスターテープに起因するヒスノイズ、歪みがあります。あらかじめご了承ください。

SIDE A
As Curvas da Estrada de Santos (Roberto e Erasmo Carlos)
Keyboards: José Roberto Bertrami
Drums: Ivan Conti ‘Mamão’
Bass: Alex Malheiros

SIDE B
Zé e Paraná (José Roberto Bertrami)
Keyboards: José Roberto Bertrami
Guitar: João Américo ‘Paraná’

Produced by Azymuth and José Roberto Bertrami
Recorded at José Roberto Bertrami’s home studio in Laranjeiras, Rio De Janeiro, Brazil 1973
Issue and project co-ordinator: Joe Davis