2ndの延長線上ながら、よりハードでタイトな仕上がりの3rdアルバム。なんといっても、ポール・サムソンのハード・ドライヴィング・ギターがサウンドの要。ブルース・ディッキンソンのヴォーカル・スタイルもすでに確立されており、素晴らしい歌唱を聴かせてくれる。オープニングの「Riding With The Angels」は、「Since You Been Gone」でお馴染みのラス・バラードのカヴァー(『BARNET DOGS』:'80年発表作品に収録)で、当然のことながらオリジナルよりもハードな仕上がり。ブルースとサンダースティック〈Ds〉最後の参加作品でもある。『HEAD ON』('80)と並ぶ彼等の最高傑作。
