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前作から実に12年振りとなる、マシリトの通算5枚目のアルバム。
キャリア史上最も情報量を詰め込んだ、阿鼻叫喚の全6曲。
ゲストプレイヤーに稲村太佑(アルカラ)や、JAPAN(ベッド・イン等)を迎え、解説 / ライナーノーツは中込智子氏が担当。
1999年結成、当時のシーンの中でも圧倒的な異端児っぷりを発揮し4枚のフルアルバムのほかスプリット作品などをリリースし怒涛のツアーに明け暮れたのち、暫しの活動休止期間を経て2017年に活動を再開。その物語の新たなページをめくり始めたマシリト。
活動再開後すぐにKEEP AND WALK 10周年コンピレーションアルバムに参加し、その後も単独での作品のリリース、配信限定でのリリース等を経て2020年末新たに生み出された1枚がこちら。
一言で言うならば、『過去の曲が1曲も入ってない現在進行形のマシリトのベストアルバム』。
印藤が唄う哀愁と憂いを帯びる独特の言葉センスで綴られるリリック、日本歌謡的でこびりつくような中毒性を纏うメロディー、これぞマシリト節の一端を担う魔界直通ジャキジャキメタリックな音色と天界へといざなうリバーヴィーな音色が交差するサウンド。これまでの作品でも彼等が提唱してきた、リアルとファンタジーを行き来する生々しくも幻想的な世界観。どこをどう切ってもマシリトでしかない完成度。
それぞれに違う時代のマシリトを彷彿とさせつつ、インディーズ戦国時代を独自のサウンドで乗り切ったベテランであるからこそ求められる、アップデートもしっかり果たした至極の全6曲。
異世界転生モノのラノベやらアニメが流行っている2021年ですが、20年以上も前から積み上げられたマシリトという名のファンタジーを背負った音楽は、一過性の流行り廃りではなく、日本のインディーズシーンと90年代の名盤メタル作品が産み落とした文化遺産である、と改めてここに宣言したい。
生ける伝説を聴き逃してはならない。
MACHILITT / マシリト