【オリジナル特典】AZRAELニュー・アルバム:缶バッジ付き!!

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2018.12.21

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AZRAEL


【ディスクユニオン・オリジナル特典
・ 缶バッジ
(サイズ:37mm×37mm/四角形)

※特典は先着となりますので、なくなり次第終了となります。あらかじめご了承下さい。


■ AZRAEL / MOONCHILD

2,571円(税込)




【発売日】
2018年12月21日発売




結成25周年を迎える「国産メロディック・メタルの覇者」が新メンバーのもたらした新たなエッセンスを得て放つ、「宇宙誕生」のスケール感を持った5thアルバム。

明確な結成日は定かではないが、AZRAELというバンド名で1993年12月にシブヤ楽器(東京・大井町)で開催された、大学サークル主催によるライヴ・イベントに出演したのが最も古い記録で、活動年数としては実に25年の歳月を迎える老舗バンドである。

これまでに自主制作の1stアルバム「RUN FOR THE NIGHT」(1997年4月)、徳間ジャパン/ハイウェイズから2ndアルバム「KING OF THE STEELY NATION」(2001年1月)と3rdアルバム「SUNRISE IN THE DREAMLAND」(2003年8月)、そして2010年1月には現在所属しているBlack-listed Recordsから4thアルバム「DREAM ON」をそれぞれリリースしている。

「DREAM ON」リリース後の2012年にGの1人とBが相次いで脱退、その後なかなか新メンバーが決まらずサポート・メンバーを迎えてツアーを行なっていたが、Black-listed Recordsの代表からの紹介を受け、BとしてELENDIRA~GRAND FINALEのYASUが、そしてイヴェントでの共演がきっかけで、ちびらりのGであるAKKKIが加入し、現在のラインナップとなる。

そして実に約9年ぶりの新作となる5thアルバム「MOONCHILD」を、Black-listed Recordsから2018年12月21日にリリースする。

本作は、アルバム全体を通して所謂ジャパメタの枠にとらわれないキャッチーでメロディアスな楽曲と、AKIRAの超絶ハイトーンVoを売りにしたメロディック・スピード・メタルやメロディック・ハード・ロックという、これまでのAZRAELの音楽性を踏襲しつつ、アレンジ面では新メンバーのAKKKIとYASUのエッセンスを程よく加え、これまでのAZRAELファンはもちろんのこと、全メロディック・メタル・ファンにアピール出来る内容となっている。また今回は新メンバーのYASUが全面的にミックスを行なっており、これまでリリースしたアルバムの中でも最高に音質が良いアルバムに仕上がっていることにも注目していただきたい。


1. Birth Of The Universe 2曲目の”Moonchild”に繋がるSE的な曲で、オーケストラ・アレンジは全て新メンバーのYASU が担当している。レコーディング時には曲が出来ておらず、Dsだけをひとまずレコーディングし、後付けで曲を載せたという驚きのアプローチで制作した曲ではあるが、タイトル通り「宇宙誕生」を思わせるスケール感があり、これから始まるアルバムの楽曲への期待感を高めている。

2. Moonchild 爆発音と同時に始まる、実質的にはオープニング・トラックとなるスピード・ナンバーで、作曲は新メンバーのYASUが担当。YASUが加入した2012年には原曲が完成していたが、VoメロディーやGソロ部分のアレンジを重ね、アルバム・タイトル曲に相応しい楽曲に仕上がった。Aメロ~Bメロでは抑え気味のAKIRAのVoだが、どこか哀愁のあるメロディー・ラインと、サビの後半には天空を突き抜けるかの如く炸裂するハイトーン・ヴォイスは、リスナーを「ニヤリ」とさせるはず。

3. Surveillance Society ”Moonchild”に続くスピード・ナンバーで、作曲はTAKEが担当。もともとEDGUY”Babylon”の様な曲を意識して作り始め、仮タイトルもしばらくの間”Babylon”だった。Aメロはマイナー・キーで疾走し、Bメロでメジャー・キーのハーフ・テンポになるところは、完全に「参考」にしていると言わざるを得ない(笑)。イントロで奏でるキラキラしたTAKUYAのKeyや、TAKEとAKKKIのGソロ・バトルもこの曲の聴きどころだ。意外にもアルバム内では唯一ハイトーン・シャウトで始まる曲でもある。

4. Fly Till The End Of Time 2005年に自主製作で発表した3曲入りミニ・アルバム「My Blackest Heart」(現在廃盤)に収録していた曲。作曲者は既に脱退しているSHIRAOで、1st/2nd/3rdアルバムにおいて数多く楽曲を提供していたメンバーである。ライヴではサビ部分をお客さんと一緒に歌うことが多い楽曲で、イントロとサビにおけるバッキングGのザクザク感が気持ちいい。SHIRAO作曲ということもあり、AZRAELの初期~中期を思い起こす懐かしいハード・ロック・ナンバーだが、音源が既に存在しないため、SHIRAOに許可を取り(笑)、多少アレンジを加えて収録した。

5. Dreams Die Hard Vo:AKIRAの作詞・作曲。原曲が作成されたのは10年以上前に遡るが、当初のデモ音源は所謂8bitゲーム機の音楽のようなチープなもので(笑)、Gすら録音されていないものだった。当時のメンバーは皆「これはボツだね」と声を揃えていたが、TAKEはVoのメロディー・ライン”だけ”を気に入り、リーダー権限で採用を決定。曲構成やバッキングをメンバー全員で考え直し、その結果アルバム内でもTNTを彷彿させる北欧ハードポップ路線の曲になった。

6. Fight It Out 東日本大震災が発生した2011年に、TAKEが作曲したスピーディーなナンバーだが、Black-listed Records からリリースされたMetal bless JAPANチャリティー・アルバム「RISING SUN」にもデモ・ヴァージョンが収録されている。イントロ部分を Stratovariusの” Freedom”を「参考」にアレンジし直し(笑)、ソロ明けのYASUによるオーケストラ・アレンジも物悲しくもあり、しかし希望の光が差し込んでくるようなイメージを沸かせている。デモと比べるとサビにおけるAKIRAの重厚な合唱団のようなコーラスが非常に強力になっている所もポイント。

7. Infinity 新メンバーYASUによる曲。一度しか出現しないAメロ、そしてBメロにおけるYUTAKAのモダンなドラミング等、これまでのAZRAELには無かったタイプの楽曲であるが、Voメロディーはもちろんのこと、中間のGソロや後半のTAKEとAKKKIのGのハモリなどは、これぞAZRAEL!という仕上がりになっている。

8. Heaven Or Hell もう1人のGがなかなか決まらず悶々としていたときTAKEが作り始めた曲で、アルバムにおいて一番速い疾走曲である。Gソロが終わった後の感動的なオーケストラ・アレンジはYASUによるものだが、そこから連続するサビにおけるAKIRAの叙情的なVoメロディーとコーラス・ワークが素晴らしい。本来であれば1曲目に匹敵すると思うのだが、これを8曲目辺りに持ってくるのがAZRAELの面白いところではあると思う(笑)。

9. King For A Day ミドル・テンポの所謂「メロハー」な曲で、TAKEによる作曲だが、Voメロディーに関しても珍しくほぼ担当した。AメロではTAKEが大好きな玉置浩二のような歌い方を強要したのだが(笑)、シンプルではあるが全編に渡って哀愁はありつつも、それでいて何か勇気が沸くような楽曲に仕上がったと思う。後半のGソロはAKKKIによるものだが、レコーディング時にはいつ止めていいかわからず、結局はフェード・アウトで逃げた曲でもある(笑)。

10. Legacy Of Tragedy 新メンバーAKKKI作曲によるミドル・テンポの曲で、本人によると「人生の喜怒哀楽の”哀”にあたる部分をイメージして制作した」とのこと。AKKKIが所属するちびらりは、昭和歌謡風な楽曲を得意とするヘヴィ・メタル・バンドで、この曲もその部分を活かしつつ、AKIRAとAKKKIでVoメロディーを練り、アレンジを進めていった。その結果これまでのAZRAELにない曲調になっており、アルバム全体を通して聴くと、この曲からラスト2曲へと流れていく「鍵となる曲」になっていることが分かる。

11. Servant Of Steel 4曲目同様、2005年に自主製作で発表したミニ・アルバムに収録していた曲の再録で、作曲はTAKEが担当。当初はボーナス・トラックやCD購入時の特典音源として提供しようと考えていたが、思いのほか出来が良く(笑)、新メンバーのAKKKIやYASUの希望もあり、正式なアルバム収録曲とした。サビのVoにおいては、LIZZY BORDENの様なダブリング効果を使ったミックスを施し、80年代のニュアンスを活かした音に仕上がっている。

12. Sun Will Rise アルバム最後の曲を飾るのはカヴァー曲で、YASUがリーダーを務めているELENDIRAの1stアルバムに収録されていた疾走曲。実はそのアルバムがリリースされた時に偶然この曲を耳にし、年齢が若いバンドでありながら楽曲センスが素晴らしく、当時は引退を覚悟したくらいだった(笑)。希望の光が見えるようなメロディー・ライン、キラキラ感のあるKey、ツインGのハモリにAKIRAのハイトーン・ヴォイスが絡み合い、最終的にはAZRAELの曲なのではないか?と思わせるくらいの完成度となっている。

※メーカー・インフォメーションより