90年代から活動を続けている大御所ブラック・メタル・バンドとして安定したファンの基盤を構築しており、過去2回の来日公演ではファンの支持が未だに根強いことが証明された。1997年にAlvheimのメンバーが元となり結成される。結成時メンバーは、レイヴン (Vo, Ds)、ツァルヴ (G)、バルフォリ (G)、セイデマン (B)の4名。バンド名の由来はノルウェーに於いてペストが大流行した年に起因する。その後メンバ-の変更を経て、2000年にサテリコンで活躍中だったフロストが加入する。バンドはデモ音源作成を精力的に行い、ホーリーコースト・レコードからEP『1349』として2001年にリリースしデビュー。2003年には遂にキャンドルライト・レコードからデビュー・アルバム『Liberation』をリリースする事となった。バンドは精力的にアルバムを作成し、翌年2004年には、2ndアルバム『Beyond The Apocalypse』、2005年には、3rdアルバム『Hellfire』を早いペースでリリースする。2009年に、4thアルバム『Revelations of the Black Flame』をリリースするが、これまでの非常にアグレッシヴな音楽性とは完全に異なる実験要素が多い作品であり、ファンからは賛否両論が起こった。それを受けて次の5thアルバム『Demonoir』では、前作の実験的要素を多少残しつつも、スピーディーな曲の多い音楽性へと戻っている。2012年にはラウド・パークで初来日を果たしている。2014年には6thアルバム『Massive Cauldron of Chaos』をリリース。2017年には同郷のブラック・メタルのアークチュラスとカップリングでの再来日を果たしている。そして2019年に久々の最新作『The Infernal Pathway』をリリースする事となる。