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ザ・ナショナルのメンバーとして、また映画音楽やクラシックの世界で活躍するBryce Dessner(ブライス・デスナー)のソニー・クラシカルからのデビュー作『Solos』(アナログ盤)
Bryce Dessner(ブライス・デスナー)は1976年アメリカ・オハイオ州シンシナティ生まれ。幼いころよりフルート、10代からはクラシックギターを学び、エール大学で学士および修士号を取得。その後、オルタナティヴ・ロックバンド=ザ・ナショナルを結成。ギタリスト、ソングライター、アレンジャーとして成功を収める。また、イニャリトゥ監督『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を坂本龍一と共に手掛けるなど、映画音楽にも進出。その他、フィリップ・グラス、ジョニー・グリーンウッド、ボン・イヴェール、スティーヴ・ライヒ、ポール・サイモン、ブルース・スプリングスティーン、スフィアン・スティーヴンス、テイラー・スウィフト、トム・ヨーク等の多彩なアーティスト達とのコラボレーションも精力的に行っている。
またブライス・デスナーは多作なクラシック作曲家でもあり、グラミー賞も受賞。その作品は親密な室内楽作品やソロ楽器演奏者向けの小品から、フルオーケストラのスコアや協奏曲まで多岐にわたる。サンフランシスコ交響楽団の8人の共同パートナーの1人としての役割に加え、現在チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のクリエイティブ・チェアー、ロンドンのサウスバンク・センターおよびフランクフルト放送交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務めている。主な新作には、2024年1月にアリス・サラ・オットとチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団によって初演され、現在国際的に演奏されているピアノ協奏曲、カティア&マリエル・ラベックとロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による2台のピアノのための協奏曲初演、そしてヴァイオリン協奏曲はペッカ・クーシストによって国際的に初演され演奏されました。デスナーの人気の作品は、ロサンゼルス・フィルハーモニック、ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーブランド管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団など、世界中の一流のオーケストラによって演奏されている。
ソニー・クラシカルからのデビュー作となる『Solos』は、過去数年間に書いたクラシックとサウンドトラックの両方の世界から選ばれた作品の中から、無伴奏器作品を収録したコレクション。参加アーティストは、チェロ奏者のアナスタシア・コベキナ、ヴァイオリニストのペッカ・クーシスト、ピアニストのカティア・ラベック、ハープ奏者のラヴィニア・マイヤー、ヴィオラ奏者のナディア・シロタ、パーカッショニストのコリン・カリー、そしてギター奏者としてのブライス・デスナー本人が名を連ねている。
BRYCE DESSNER
1976年4月23日生まれ、米・オハイオ州シンシナティ出身の作曲家/ギタリスト。本名はブライス・デヴィッド・デスナー。幼少よりフルート、10代からクラシックギターを学び、高校では双子の兄アロンとバンドを開始。エール大学では学士および修士号を取得。2001年にザ・ナショナルとしてデビュー。10年の活動を経て、2010年の『ハイ・ヴァイオレット』で世界的ブレイクを果たす。クラシック/現代音楽家としての顔も持ち、自身のグループのクロッグスを率いるほか、フィリップ・グラスやクロノス・カルテットらと精力的にコラボレーション。2015年にソロ・アルバム『ミュージック・フォー・ウッド・アンド・ストリングス』をリリース。
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