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カルデラ・レコードが自信を持ってお届けするデヴィッド・シャイアの1970年代の作品セレクション!
このアルバムは、作曲家デイヴィッド・シャイアが最も多忙で実り多い時期であった1970年代に作曲した作品のごく一部を紹介するものである。いずれも世界初リリースになります!
ジェームズ・ガーナーとルイス・ゴセット・ジュニア主演の西部劇『西部無法伝』(1971)。西部を舞台に、奴隷制度を逆手にとって荒稼ぎする白黒2人のコンビが巻き起こす騒動を描いたコメディ。奴隷解放の声が高まりつつあった南北戦争直前。クインシー(ガーナー)と黒人のジェーソン(ゴセットJr.)は、奴隷制度を逆手にとって各地を荒らし回るコンビの詐欺師である。馬に乗ったクインシーが、縄に繋がれてその後を歩くジェーソンを従えて町に入る。酒場でクインシーは健康で忠実な奴隷を金に困って売らなければならないと涙ながらに話し、競売にかける。最高値で売りとばした後、クインシーは先に1人で町を出て、買われたジェーソンは夜になると買い主の家を脱け出しクインシーに追いつき、そのまま逃亡という手口。ある日ある町で奴隷制度の賛成派と反対派の争いの巻き添えをくって殴り倒されたクインシーは、危ないところをジンジャー(スーザン・クラーク)という美しい女に救われるものの、ポケットから時計と金貨を盗まれてしまう。一方、ジェーソンは納屋で鎖につながれている美しい黒人娘ナオミ(ブレンダ・サイクス)に一目惚れし、クインシーに頼んで、ナオミを買いとってもらおうと魂胆していた。ジンジャーは再びクインシーの部屋に忍び込むが、逆にクインシーに心を奪われてしまう。翌日、クインシーはジェーソンの頼みを聞き、ナオミをセリ落とすことに成功、競りに出したジェーソンにも高値がついたその時、突然乗り込んできた奴隷解放側の一団に取引をぶち壊されてしまう。そろそろ潮時と思い、これまで貯めた金を二人で分けて別れようとサドルバッグを開けると、数千ドルは跡形もなく消えていた・・・。
さらに、マイケル・ダグラス主演の『Summertree』、『Tell Me Where It Hurts』、そして作曲家自身のお気に入りのメロディーをフィーチャーした『ジョーイ』(1977)など、シャイアの作品からのキューを紹介する。
この録音は、シャイアがこれらのサウンドトラックで呼び起こした様々なスタイルと色彩を振り返る機会となり、それぞれがまったく異なる。『Tell Me Where It Hurts』には陽気で高揚する瞬間がある一方で、『Summertree』は少人数のアンサンブルのための地味なスコア。シャイアが回想するように、メイン・テーマはシンプルでなければならなかった。マイケル・ダグラスが映画の中で、ダイジェティック・ミュージックとして演奏する必要があったからだ。ジャジーな要素を含む 『ジョーイ』は、カルテットの中で最も折衷的である。『西部無法伝』はまったく別物で、エンニオ・モリコーネやクインシー・ジョーンズの作品に敬意を表しながら、一連の陳腐な作品に陥ることのない、大編成のオーケストラのためのエネルギッシュな西部劇のスコアである。
ステファン・アイクによる詳細なブックレット・テキストとルイス・ミゲル・ロハスによるエレガントなアートワーク。CDのマスタリングはリチャード・ムーア、プロデュースはステファン・アイケが担当。
<メーカーインフォより>
DAVID SHIRE / デヴィッド・シャイア