キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方

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レーベル
キネマ旬報社
国(Country)
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
9784873763699
発売日
2011年08月11日
EAN
9784873763699
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商品詳細情報

「もう二度と、映画館やレンタルショップでムダなお金を使いたくない!」
そんなあなたに必要なのは「おもしろい」作品と「つまらない」作品を
きちんと見分ける力です。

そもそも「おもしろい」ってどういうことでしょうか?
予告編にダマされないために知っておくべきことは?
「おもしろい」作品に共通する法則は?
「つまらない」作品は、どうしてそんなに「つまらない」のか?

気鋭のシナリオ・アナリストである筆者が
東京工科大学で生まれたエンタテインメント理論である
「13フェイズ構造」と「リマインダー」を使い
それらをやさしく解説します。

【主な内容】

●序章 評論? いいえ、分析をはじめましょう!

●第1章 前評判と後評判の違いって?
「アマルフィ 女神の報酬」の巧みな予告編
かなり「おもしろい」――「キック・アス」

●第2章 「物足りない」映画はどこが悪い?
スタジオジブリ作品は、全部「おもしろい」?
試練が足りない「ポニョ」と「アリエッティ」

●第3章 そもそも、「おもしろい」ってなんだろう?
「変化する老人」のドラマ「グラン・トリノ」
「ROOKIES -卒業-」の変化と感動

●第4章 「主人公」をさがせ!
ほんとうの「悪人」はだれか?
「ソーシャル・ネットワーク」の主人公は「変化」しないが…

●第5章 なにが言いたいんだかわからない作品
言いたいことがたくさんありすぎた「オーストラリア」
「アマルフィ 女神の報酬」のストーリー分割を失敗させたもの

●第6章 論理骨折してても大丈夫?
コメディに論理はいらない???クドカンの手法
筋立てもしっかりしている「男はつらいよ」

●第7章 物語展開の黄金則「13フェイズ」
よくできた筋立ては「13フェイズ構造」の組み合わせ
第0フェイズ[背景]~第13フェイズ[満足]

●第8章 「1・2・2・3・4・たくさん」チェック
1st10(ファーストテン)、二つの葛藤、四人の起伏
二本の坂、三つの究極の選択、たくさん

●第9章 二方向の「おもしろさ」――「リマインダー」と「ストーリー」
「リマインダー」=「○○らしさ」――「パイレーツ・オブ・カリビアン」
「大作」≠「大味」 「アバター」

●第10章 いろいろなリマインダーを見つけよう
「アルマゲドン」の「ツンデレ」
「硫黄島からの手紙」のリマインダー

●最終章 前評判にダマされるな!
それでも前評判にダマされない秘訣
あなたはもう、ハズさない

●付録 実際に作品を分析しよう
【付録1】「千と千尋の神隠し」の「13フェイズ構造分析」
【付録2】「アマルフィ 女神の報酬」の「13フェイズ構造分析」
【付録3】「THE LAST MESSAGE 海猿」の「1・2・2・3・4・たくさんチェック」
【付録4】「魔法少女まどか☆マギカ」のSFオマージュ