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『音楽の基礎研究』シリ−ズ第8弾 日本のジャズ・ルネッサンスの大いなる夜明け 油井正一が監修し、作編曲を三保敬太郎が担当した本作はピアノに佐藤允彦、ギターに川崎瞭、ドラムスに石川晶といった強力なメンバー構成の中に尺八や琴、鼓などの奏者を迎え入れ、時に電気処理した邦楽器を大きくフューチャーすることでアルバム・コンセプトである日本人のルーツが見事に音像化された逸作。早期にウェザー・リポート的なクロスオーバー・ジャズを、日本のオリエンタル・ジャズとして絶妙に昇華していることに驚かされます!ありきたりの「ジャポニズム」を脱し、「日本のジャズ・ルネッサンス」を象徴する重要作です。
三保敬とジャズイレヴン