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8歳よりサージ・チャロフのお母さんマーガレットにピアノを師事。10代前半で既にプロとして活動を始め、1955年チェット・ベイカーとパリをツアー中にヘロインのオーヴァードーズで僅か24歳という若さで急逝した「生き急ぎすぎた神童」ことリチャード(ディック)・ツワージクのあまりに数少ないリーダー録音盤をカップリングしたもの。ラス・フリーマンとのカップリングで25cm盤としてリリースされ、過去に国内CD化もされたパシフィック原盤「INPROVISATIONS」と、このセッションのリハーサル・テイクを集めて彼の死後発表されたパシフィック原盤「TRIO」の2枚の音源を収録。後者はリハーサルという事で音質も悪く、鼻歌まじりのリラックスした演奏風景ですが、何と言っても凄いのは前者の演奏!お馴染みのスタンダードの数々をダイナミックでゴスペル的響きのあるタッチで演奏しているのですが、何故かこの「響き」の中に不穏な空気が漂っているのです。既に死の影を背負っていると言うか、本人が意識してなくてもツワージクが内に秘めている狂気が見えてくると言うか。生まれてくるのも早過ぎたと感じる、現代の時代感覚にマッチした唯一無二のとんでもない演奏。
■RICHARD TWARDZIK(p),CARSON SMITH(b), PETER LITTMAN(ds)
RICHARD TWARDZIK / リチャード・ツワージク