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ジョン・ウォーターズ監督の名作『ピンク・フラミンゴ』でその存在を知らしめた巨漢女装ディヴァインが、実は歌手だったということをご存知の方がどれだけいることか。映画に登場するディヴァインと100%リンクした形で活動がおこなわれたディヴァインの歌謡活動。時はHI-NRG(ユーロ・ビートの前身となるダンス・ミュージック)が全盛で、PWLといわれるプロデュサー・チームが大活躍したのもこの頃。4ツ打ちビートに16分シーケンスとキラキラな上モノ…。アゲの要素満載のHI-NRGと下品な巨漢女装ディヴァインの組み合わせは、出会うべくして出会った極上のエンターテインメントなんです。
「ルックスだけでアガっちゃう!! 下品なセリフでアガっちゃう!! ギラギラのダンス・ビートでアガっちゃう!!!! 」ってな感じ。
今作はディヴァインの歌謡活動をまとめた作品集。名曲「ボーン・トゥ・ビー・チープ」は、ディヴァインの生き様そのもの。皆で大合唱したいロッキン・ディスコの隠れアンセムと断言します。最近ゾンビー・ネイションがリミックスをしていたりする「ネイティヴ・ラヴ」、代表曲の「シュート・ユア・ショット」、「ジャングル・ジャッジベル」など大体のところは抑えています。でも、残念なことにヴァセリンズがネオ・アコ調にカヴァーした「ユー・シンク・ユアー・マン」が何故か未収録。っても、このCDが素晴らしいことにマチガイないんだけど。ジョン・ウォーターズを愛する全ての人、ディヴァインを愛する全ての人に聞いていただきたいお下品名作集。
‘Do You Wanna Fuck Me?’答えは「ノー!!」ですが、私、胸を張って言えますもん「アイ・ラヴ・ディヴァイン!!」。さぁ、皆さまも!!!
余談ですが、HI-NRGの巨匠デッド・オア・アライヴのピート・バーンズ先生は、地元マンチェスターでディヴァインの音楽を耳にしたことがきっかけでゴス・バンドからHI-NRG界へと華麗な転身をはかったのでした。ちょっと良い話。
営業部ロック担当 松原
DIVINE / ディヴァイン