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50年代から西海岸シーンで活動していた実力派サックス/フルート奏者ハドリー・カリマン。長きにわたる薬物中毒から生還しメインストリームから放った1971年デビュー作がこれだ!
サンタナの傑作盤『キャラバンサライ』1曲目“復活した永遠なるキャラバン”冒頭であのエスニックなサックス・ソロを吹いてるのは彼です。60年代末にジェラルド・ウィルスンのビッグ・バンドに参加したのをきっかけに、その後ジョー・ヘンダーソンやアール・ハインズ、ボビー・ハッチャースン、そしてカルロス・サンタナらの演奏・録音に招聘される売れっ子セッションマンとなったカリマン。ジョン・ホワイトJr.(g)、ラリー・ヴコヴィッチ(p)、ビル・ダグラス(b)、クラレンス・ベクトン(dr)から成る自身のレギュラー・バンドと共に吹き込んだこれら6曲は70年代アコースティック・ジャズの至宝です! この暑苦しい顔ジャケも味わい深し。
HADLEY CALIMAN / ハドリー・カリマン