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キャバレーソングの「無冠の女王」
トーラ・アウゲスタが歌う“冬の歌”
パーセルの曲のタイトルをグループ名に採った「ミュージック・フォー・ア・ホワイル(Music for a While)」(束の間の音楽)。キャバレーソングの「無冠の女王」トーラ・アウゲスタを中心に、アコーディオンのスチャン・カシュテンセン、トランペットのマティアス・アイク、テューバのマッティン・タクスト、ドラムス&パーカッションのポール・ハウスケンと、ノルウェーの「ドリームチーム」ともいえるジャズミュージシャンの集まったバンドが結成から10 年を迎えます。
クルト・ワイルの音楽を独創的なアルバムに作った『ワイル・バリエーション』でアルバムデビュー、ダウランドからプーランクの「クラシック」作品をカバーした前作も高く評価されたバンド。その10 周年を記念するアルバム『冬の頌歌』では、16 世紀から20 世紀の「どことなくクリスマスを思わせる」冬の歌が歌われ、演奏されます。
シューベルトの《冬の旅》の第1 曲〈おやすみ〉、ヘンデルのオラトリオ《ソロモン》のシバの女王のアリア「太陽は輝くことを忘れるのだろうか」。ロックのスティングもアルバムで歌っている「冬はゆっくりとやってくる」はパーセルのオペラ《妖精の女王》の曲。バッハの《クリスマス・オラトリオ》からコラール「我いかに汝を迎えん」。ノルウェーに伝わる曲を蒐集し『古いまた新しいノルウェーの山のメロディ』として出版したリンデマンがデンマークのグルントヴィの詩に曲を書いた《教会は古き家》。そして伝承のキャロル。ジャンルを超えた選曲によるプログラムが組まれました。
ヴォーカルのアウゲスタはベルゲン生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーとストックホルムの王立音楽大学で学び、「キャバレー歌唱法」の修士号を取得しています。2007 年からはベルリンに住み、クラングフォルム・ウィーンやアンサンブル・モデルンといったグループに客演、演出家クリストフ・マルトハーラーとも共同作業を行っています。
(資料提供;キングインターナショナル)
【収録内容】
ミュージック・フォー・ア・ホワイル - 冬の頌歌(Canticles of Winter)
シューベルト: おやすみD.911-1
ヘンデル: 太陽は輝くことを忘れるのだろうか
カルボネッリ: アレグロ
ダーク: 木枯らしの風、ほえたけり
パーセル: 冬はゆっくりとやってくる
J.S. バッハ:我いかに汝を迎えん(Wie soll ich dich empfangen)
ジョン・ダウランド: 来れ、深き眠り
リンデマン: 教会は古き家
伝承曲: 〔ウェクスフォード・キャロル/ 甘き喜びのうちに/ つねに待ち望む心を(わが思い果てしなく駆けめぐり)/コヴェントリー・キャロル〕
【演奏者】
ミュージック・フォー・ア・ホワイル
トーラ・アウゲスタ(ヴォーカル)
スチャン・カシュテンセン(アコーディオン、ペダル・スティールギター)
マティアス・アイク(トランペット)
マッティン・タクスト(テューバ)
ポール・ハウスケン(ドラムス)
MUSIC FOR A WHILE / ミュージック・フォー・ア・ホワイル