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初出音源
ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第8弾は
アニー・フィッシャーのシューマン(1960年)と
フライシャーのベートーヴェン第2番(1962年)のカップリング
定評あるAuditeレーベルの1stマスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第8弾は、1960年収録のアニー・フィッシャー、ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管によるシューマンのピアノ協奏曲と1962年収録のレオン・フライシャー、セル指揮、ルツェルン祝祭管によるベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番です。
今もなお人気の女流ピアニスト、アニー・フィッシャー(1914-1995)は、正規録音の少なさゆえ初出音源は非常に喜ばしいことです。シューマンのピアノ協奏曲はフィッシャーが最も得意とした協奏曲のひとつですが、当演奏はジュリーニの好サポート得て気迫に満ちた名演奏問言えます。
一方、ルツェルン・デビューとなったレオン・フライシャー34歳のときのベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番は明るく澄んだ音色で、聴衆を感動させ伝説のライヴとなりました。セルから厚い信頼を得ていたフライシャーは繊細かつ緻密な解釈で豊かなベートーヴェンを披露しております。このわずか2か月後、右手の2本の指が突然動かなくなってしまい、以後2000年代の治療による回復までは指揮者、及び左手のためのピアノ作品を中心に演奏活動を行っていました。まさに奇跡の名演奏といえましょう。 (資料提供:キングインターナショナル)
【収録内容】
[1] シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
アニー・フィッシャー(ピアノ)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) フィルハーモニア管弦楽団
1960年9月3日 ルツェルン・フェスティヴァル
[2] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
レオン・フライシャー(ピアノ)
ジョージ・セル(指揮) ルツェルン祝祭管弦楽団[旧ルツェルン祝祭管弦楽団(スイス祝祭管弦楽団)]
1962年8月29日 ルツェルン・フェスティヴァル
ANNIE FISCHER / アニー・フィッシャー
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SCHUMANN: PIANO CONCERTO / ETC
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