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トラウマテクノポップバンド 「アーバンギャルド」の歌姫が綴る 自分語りの最高峰
2015年12月9日に発表 された通算7作目となるオリジナル・アルバム『昭和九十年』 (KADOKAWA)がオリコンのデイリーCDアルバムランキングで 初登場12位を記録、最新鋭のサブ カルチャーに敏感な若い世代から絶大な支持を得るトラウマテクノポッ プバンド、アーバンギャルド。
そのアイコン的存在であり、 ボーカルにして紅一点、浜崎容子が 自身の幼少期からアーバンギャルド加入前夜までのトラウマ体験をポップに書き綴った初の著作集。
クラシックバレエに打ち込み、サンタクロースは実在すると信じていた少女から見た、ちょっと変わった同級生の話。クリスマスや正月、バレンタインデーのほろ苦い思い出。浜崎家の玄関に置かれた謎のボール、座敷童やこっくりさん、パ ラレルな異世界の扉といった不思議 現象体験。どんぐりにまつわる憧れの先輩や風変わりな家庭教師のこ と、「1」という数字にとにかくこ だわる中学時代の担任教師のこと。 高校の卒業式の仰天話と切ない思い出。そして高校を卒業後、あてどもなくアメ村に入り浸った人生の悶々期──。人格形成に多大な影響を及 ぼした幼少期から思春期にわたる 40篇のエピソードを収録。
また、2007年の加入から2015年の最新作『昭和九十年』 制作に至るアーバンギャルドの軌跡と心の内を独自の視点で書き上げた 「浜崎容子の告白」を特別収録 (2014年7月にステュディオ・ パラボリカから刊行された 『yaso 夜想/特集「アーバンギャルド」』収録の原稿を大幅に加筆・修正したもの)。
さらに本書でしか見ることのできない撮り下ろしグラビアを巻頭に掲載するなど、まさにファン必携の書。
浜崎容子