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紙芝居作家の飯田華子と歌手の北村早樹子による初の書籍+7cmシングルCD。
本書「裸の村」は、紙芝居作家の飯田華子と歌手の北村早樹子による初の書籍です。この本は同じ物語を別な登場人物の立場からそれぞれが書き、エンディングで融合するというコンセプトで書き下ろしてもらったものです。その物語をそれぞれの単著としても読めて、なおかつ物体としても物語の構成そのものであるように作られています。
どちらから読んでもエンディングまで読むことが可能なようになっており、どちらを先に読まなくてはならないということはありません。エンディングは二冊をつないでいるポスターを開かなくては読めません。読み終わったのちにエンディング・テーマとして付属のCDを聞いて頂くことでこの作品は完結します。
DEEPな紙芝居と、紙芝居に留まらない圧巻のパフォーマンスで知られる飯田華子。そして、近年数々のメディア露出で一躍その名を知られるようになった、じわりと心の闇にふれてくるピアノ弾き語りから、一転ぶち抜けたポップ・ナンバーまで、何が出てくるか判らない才女・北村早樹子の共作本を製作しました。小説です。両者とも近年文章も手掛けていたからこその書き下ろし特別企画です。彼女たちと円盤でなければできなかった面白いモノに仕上がったと思っています。
ひとつの物語を異なる登場人物の側から描き、そのラストで両者の心情が交錯します。そのラストシーンでは、物語だけではなく、なんと物体としても具体的に交錯します。二冊の本の最終章がポスターの上になだれ込み渦を巻いて重なり合い、二冊だった本が一冊になるというものになっています。最後の章はカヴァーを外し、展開して読むようになっています。取り扱い注意。
絵は飯田華子。北村早樹子作詞・作曲・歌の主題歌シングルCD付きです。
[田口史人]
+書籍
飯田華子×北村早樹子