SAD COMMUNICATION3

V.A. (SAD COMMUNICATION)

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レーベル
SAD COMMUNICATION
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
SDC001
通販番号
1007761461
発売日
2018年09月26日
EAN
2299990608275
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商品詳細情報

都内中心にアンダーグラウンドを賑わせたイベント「SAD COMMUNICATION」参加のバンドによる珠玉の"コンセプトアルバム"!



【ヴァイオレンス藤崎(sunnysider)による各曲のレビュー】
 
1.ジュセン / 裸体のシルエット
不穏なブラッシングから始まり、ジェットコースターのように駆け抜ける曲展開。ジュセンとは、受洗(キリスト教用語)の事なのか。個人的にはいわゆる「輪廻転生」の核に迫る世界観を感じた。拙い感想になってしまうので、更に聴き込みたい。スルメ曲なのかもしれない。聴き手も体力を要求される音楽であり、血液の速度を速めないと取り残されてしまう。インストの強みである、言葉の壁を越え、USツアーを完走した彼ら。轟音に包まれながら、またライブでこの曲を聴きたい。

2.LIFE / zan80z
冒頭から泣いてしまう。エピタフ直系、哀愁メロディックパンクライクな楽曲。乾いたギターに、硬質な音色のバスドラム。個人的なツボを抑えていて◎。非常に印象的なのが、日本語詩で歌われていること。曲調と相まって、歌詞がダイレクトに耳に刺さり、涙腺が崩壊する。だって僕日本男児だもの。後半のコーラスパートでトドメだ。今世紀最大のアンセムなんじゃないですか。

3.BOYS LIFE / REPEATER
ギターロック? そんな言葉では括れない。しかし体の中にスッと入ってくる音楽。音像は激情ハードコアであるのに。すんなりと聴けるのは、ハシモト氏のメロディと、リアルな人間模様を綴った歌詞で繋ぎ止めているから。そして、このバンドのもう1つの魅力はアオキ氏のギター。クラシックロックのダイナミズムが楽曲に散りばめられている。ロックの狂気と、現代に生きる男のロマンが交錯する"新宿ファンタジードキュメント"。

4.無題 / 十二月二十三日
無題。ロックンロールはつべこべ言わず鳴らせばいいのだ。時にはメロディが膜を張って、本質が伝わらないこともある。だから叫んで、生身で感情を表現する。女々しさも、ノスタルジーもひっくるめて。刹那的な瞬間を切り取った楽曲だと認識する。冒頭の「これ以上、名曲は生まれない」というフレーズ。いやいや、これ以上でも以下でもなく名曲です。コレ。一番リピートしている。”うだつの上がらん我らである”。

5.dead end,over / borderline case
脂が乗りまくっている彼ら。これぞ、オルタナの本質を体現している。変拍子も歌唱も在るべき場所にあり、きちんと侘び・寂びのある楽曲に仕上がっている。曲中に仕掛けられたギミックに二ヤリとさせられる。 NINO氏のボーカリゼーションは独特の艶があり、ニューウェイブやゴスの要素も感じ取れる。繰り返されるディレイフレーズにトリップ寸前。現代版ニューレイヴだ。これだけ片仮名でレビューしてしまうということは、 "オルタナティブ(既存の枠に縛られてない)"であるという証拠。

ソングリスト

  • 1.ジュセン / 裸体のシルエット
  • 2.LIFE / zan80z
  • 3.BOYS LIFE / REPEATER
  • 4.無題 / 十二月二十三日
  • 5.dead end,over / borderline case