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先日発売された『DANZINDAN-POJIDON』が話題を呼んだ日本のアンビエント、環境音楽のパイオニア:イノヤマランドによる、長らく入手困難だった1997年リリースの2ndアルバムが、リマスタリング、ボーナストラックを追加して、待望の再リリース!
本アルバムは日本のアンビエント、環境音楽の伝説の名盤と称される1983年発表の『DANZINDAN-POJIDON』より14年後の1997年に、イノヤマランドと並び世界的に再評価されている、芦川聡、吉村弘等を擁する環境音楽制作会社:SOUND PROCESS DESIGNのレーベル:CRESCENTよりリリースされた2ndアルバムです。1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』に収録されなかった楽曲をはじめ、1982~1997年に制作された楽曲をコンパイルしています。
使用楽器がデジタルシンセサイザー、サンプラーに移行している時期で、更に透明感のある美しいアンビエント・サウンドに進化しています。他のアイテムと共に長らく入手困難でしたが、多くのリクエストにより、リマスター、ボーナストラックを追加しての待望のリイシューです。
※約62分収録、オリジナルリリース:1997年
INOYAMALAND / イノヤマランド
1977年夏、山下康と井上誠は巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YEN RECORDSより1st ALBUM『DANZINDANPOJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2nd ALBUM『INOYAMALAND』、1998年にはExT Recordingsの前身にあたるテクノレーベルTRANSONIC RECORDSより3rd ALBUM『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。21世紀に入り、1st ALBUMをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、ポートランドのアンビエントデュオVisible CloaksのSpencerDoranをはじめ、カナダのシンガーソングライターMaylee ToddはVOGUE JAPANのインタビューでフェイバリットにイノヤマランドを挙げるなど世界的な再評価が高まる。2018年にはグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rd ALBUM『Music for Myxomycetes
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