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■ シコ・ネヴィスがプロデュース/ルイーザ・ブリーナが全面参加したミナスの女性SSWデビュー作!
カエターノ・ヴェローゾ『エストランジェイロ』のようなドラマ性と詩的感覚に満ちた楽曲と展開、マリーザ・モンチ『私の中の無限』を思わせる音像と創意工夫を凝らしたサウンド・プロダクションから生み出される、光と影の鮮烈な残像、夢と現実の淡い残響のポエトリー。
メジャーからインディーまで、王道から先鋭まで、数多くのMPBの名作をプロデュースしてきた重鎮シコ・ネヴィスの秘蔵っ子、ジュリア・ブランコのソロ・デビュー作!ミナス・シーン随一の才媛ルイーザ・ブリーナがソングライティングからアレンジ、演奏面まで全面バックアップした、オルタネイティヴ・ブラジリアン・ポップス・アルバムです。
2017年のブラジリアン・ポップス作品でもベストに数える人も多いルイーザ・ブリーナ&オ・リキッヂフィカドール『タウン・ター』に続き、ミナスの女性シンガー・ソングライターによる素晴らしいMPBアルバムの登場です。柔らかさの中に知的な芯の強さをもつヴォーカルは曲調によっていろいろな表情を見せ、ギター、ベース、ピアノ、アナログ・シンセ、パーカッションをメインに、大胆かつ繊細なアレンジ・ワークとエフェクト処理が印象的なトラックは、細部まで仕掛けが施されています。ドラマティックなオープニングから、キュート&ストレンジな34、スウィング・ジャズを基調にしたポップな5、ブラジリアン・パーカッションが刻むビートが印象的な6まで、一気に聴かせます。
後半は夢幻のスロー・ボッサといった趣きの7から、ポリリズミックなパーカッションのリフレインにエフェクト処理されたボーカルが乗る8、自身の声の多重録音のみで
構成された10、そして静と動のコントラストの余韻を残すスローなバラード11まで。
Arrange: Chico Neves e Luiza Brina
Chorus Arrange: Luiza Brina
※日本盤ライナーノーツ:伊藤亮介(大洋レコード)
<メーカーインフォより>
JULIA BRANCO / ジュリア・ブランコ