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ウルグアイの若手ナンバーワンサックス奏者、ゴンサロ・レビンのソロ第2作は、なんと全編歌もの。Seamus Blakeに師事し、バークリーで学んだテクニックはもちろんあるだろうが、今作では自身のリーダー作ながら裏方に徹した作品だともいえる。エドゥアルド・マテオやウーゴ・ファトルーソ、フェルナンド・カブレラというウルグアイ音楽に燦然と輝く名ソングライターによる名曲を本人参加で(もちろん故人であるエドゥアルドは参加していないが)、コンテンポラリーなジャズ演奏によってバックアップする今作は、ジャズリスナーが前知識を入れず聴いても楽しめるだけでなく、ウルグアイの音楽への入門としてもぴったりな1枚になっているはずだ。
Voces: Hugo Fattoruso, Fernando Cabrera, Urbano Moraes, Sara Sabah.
Trompeta: Federico Lazzarini.
Saxo alto: Andres Hayes.
Saxo tenor y soprano: Gonzalo Levin.
Saxo barítono: Benjamín Barreiro.
Piano: Ignacio Labrada.
Bajo: Federico Righi.
Batería: Martín Ibarburu.
GONZALO LEVIN