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※デジパック
キャノンボール・アダレイ後期の代表的作品「Country Preacher」が録音された年と同年の1969年ドイツでのライブを収めた1作。
2013年に「未発表音源」として同レーベル(Jazzhaus)から発売された「Legends Live: Liederhalle Stuttgart March 20, 1969」の再リリースになります。
ジョー・ザヴィヌルも絶好調!70 年代前夜のテンション高い演奏
★ファンキー・サックス、キャノンボール・アダレイの69年3月20日、シュトゥッツガルトでの公演を収めた未発表作品(2013年当時)。本グループ・メンバーでは、66年に来日し、CD化もされてリリース。また69年のツアーでの演奏も他都市、別日のものがリリースされていますが、この作品は選曲も演奏もひときわ充実しています!
★特にジョー・ザヴィヌルの演奏は素晴らしく、白眉。ザヴィヌルは、61年以来、およそ9年に渡って、キャノンボールのグループで演奏していますが、本公演の時期は、最後期の時代(マイルス・グループに引き入れられる直前)の演奏で、テンション感も非常に高いものがあります。
★69年という時代も反映したシュールさ、切れ味鋭いスリリングな演奏も魅力。オープニングもファンクなノリをバックにしつつ、混沌としたカオスなエネルギーが充満。変革を予感させる空気は、正に時代を色濃く映し出します。また、そのサウンドはM-4(Why Am I Treated So Bad), 5(The Painted Desert)にも。ザヴィヌルのキーボード、ピアノは、正に、この直後、マイルスの69年の問題作『In a Silent Way』につながっていくそのものの世界。
★圧巻はM-7の“Blue and Boogie”。アダレイ兄弟2人の演奏もさえまくり、アップテンポに決めまくりつつも、重量感もどっしりの演奏は、ビ・バップの究極の演奏!
★もちろん、このグループならではのブルーズも忘れず、レイド・バックしたリズムでのグルーヴ感がたまらないM-2 “Sweet Emma”などには元来に持った最高のものが聴けます。
★基本的に、ファンクを通底にし、明るく、楽しく、しかし気だるく、シュールに、ミステリアス・・・時代の一頁を物語る貴重な発掘音源です!
(2013年の新譜案内より)
■Personnel:
Julian 'Cannonball' Adderley(as)
Nat Adderley(tp)
Joe Zawinul(p, key)
Victor Gaskin(b)
Roy Mccurdy(ds)
Recorded live at Liederhalle Stuttgart on March 20, 1969
CANNONBALL ADDERLEY / キャノンボール・アダレイ