スナーキー・パピー結成当時から参加するキーボーディストビル・ローレンスが打ち出すUKの知性あふれるクールなサウンド
スナーキー・パピー結成当時から参加するキーボーディストビル・ローレンスが打ち出すUKの知性あふれるクールなサウンド
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※デジパック
スナーキー・パピー結成当時から参加するキーボーディストビル・ローレンスが打ち出すUKの知性あふれるクールなサウンド& ケルンの名門ビッグ・バンドWDR/コンダクターはボブ・ミンツァー
★3度のグラミー賞受賞、2017年にはダウンビート誌のリーダーズ・ポール/ジャズ・グループ部門のウィナーとなったスナーキー・パピーのキーボーディスト、ビル・ローレンス。2014年の『Flint』を皮切りに2015年に『Swift』、2016年には『Aftersun』と『Live at Union Chapel』をリリースし、本2019年にも既に一作『Cables』をリリース。常に親しんできたジャズと、大学で学んだクラシック音楽への興味、そして近年好奇心をそそられてやまないというエレクトロ・ミュージックを融合したサウンドを打ち出し、ソロ・アーティストとしても最高にクリエイティヴ。UKのジャズ誌では、”もしジャズが新しい世代のファンにアピールし続けるなら、ビル・ローレンスのようなアーティストが必要だ”とも語らせしめています。
★本作は、そんなビル・ローレンスがケルンに本拠を置く伝統のビッグ・バンド、WDRビッグバンドとの共演を収めた作品。
★スナーキー・パピーでは、ローレンスの他にも、数名のキーボーディストが参加。バンド・サウンドは、参加するキーボーディストによって色彩感が変わるといわれ、ローレンスが参加したサウンドには、UKを拠点に活動するアーティストならではのクールさとフューチャー・ジャズ/ポスト・クラシカル的な要素がもたらされるといわれていますが、本作は、そのローレンスのサウンド趣向と伝統のビッグ・バンドとの注目のコラボレーション。
★WDRを指揮するボブ・ミンツァー自身も、“ビル・ローレンスの音楽は自分が今まで取り組んできたWDRとのプロジェクトの楽曲とは違ったものがある。そこには映画音楽のような質のものもあり、より多くのリスナー/オーディエンスにアピールするシンプルさがある”と語った、ある種異色の共演。それを意識したうえで、ハーモニー、メロディ、リズムのミックスを考え、楽曲に色彩感と深みを加えるようにした、とのこと。その言葉からは、ベテランのアレンジャーにして細心の神経を使った様子も伺えますが、結果、POPでスタイリッシュなフィールで、ドラマティックなサウンドが結実しています。
★パターン的なパーツも連なるミニマル的なアプローチを使いながら、ドラマティックなソロも織り込んで、サウンドを拡張していくオープニングに始まり、アーマッド・ジャマルのポインシアナを連想させるリリカルなピアノをフィーチャーする楽曲あり、TVのテーマ曲から想を得たPOPチューンあり、モロッコのリズムにインスパイアされ、タブラをフィーチャーしたラスト・ナンバーまで全9曲。ボブ・ミンツァー自らが中心にアレンジを手がけながら、中には、スナーキー・パピーのマイケル・リーグと共同でアレンジを手がけるナンバーなど、的確な人選も。一方、WDRはパーマネントに活動する放送局のビッグバンドだけあって、アンサンブルを構成する18人のアーティストのテクニックとそれぞれのソロも強力なものがあります。
★UK発の若き才能とベテラン・アレンジャー/コンダクター、百戦錬磨のアンサンブルが生み出した注目の一作品です。
メンバー:Bill Laurance(piano)
WDR Big Band Cologne: Bob Mintzer(cond, ts)
Johan Hörlen(as), Karolina Strassmayer(as), Olivier Peters(ts), Paul Heller(ts), Jens Neufang(bs)
Wim Both(tp), Rob Bruynen(tp), Andy Haderer(tp), Ruud Breuls(tp)
Ludwig Nuß(tb), Andrea Andreoli(tb), Andy Hunter(tb), Mattis Cederberg(bass-tb)
Paul Shigihara(g), John Goldsby(ac-b, el-b), Billy Test(el-p), Hans Dekker(ds), Bodek Janke(perc)
BILL LAURANCE / ビル・ローレンス