ヴェルヴェット・アンダーグラウンド以前に演奏していた"WHY DON’T YOU SMILE NOW"から、1972年の傑作ソロ『TRANSFORMER』までの楽曲のカヴァー、20曲を収録。
アウトサイダー感がむき出しとなったBECKの"I’M WAITING FOR THE MAN"、同時代の詩人ブライアン・フェリーによる"WHAT GOES ON"、エコー&ザ・バニー・メンやソフト・ボーイズといったポスト・パンク勢への影響も顕著で、更にはヨ・ラ・テンゴ、マシュー・スウィートといったオルタナティヴ以降のUSバンドの精神的な支柱となっているのもやはりルー・リードなのかもしれません。最後のトラックはイギー・ポップが2019年にリリースしたアルバム『FREE』収録の"WE ARE THE PEOPLE"。アメリカのオルタナティヴを貫く一本筋が通った好内容となっています。
ソングリスト
1. I’M WAITING FOR THE MAN ? Beck
2. WHAT GOES ON ? Bryan Ferry
3. VICIOUS ? Lloyd Cole
4. PERFECT DAY ? KIRSTY MacColl & Evan Dando
5. WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS ? Nico
6. NEW AGE ? Rachel Sweet
7. I’LL BE YOUR MIRROR ? The Primitives
8. RUN, RUN, RUN ? Echo & The Bunnymen
9. TRAIN ’ROUND THE BEND ? The Soft Boys
10. PALE BLUE EYES ? Alejandro Escovedo
11. ALL TOMORROW’S PARTIES ?June Tabor & Oysterband