2,420円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
USインディーの新章を予感させるトリオ誕生!!2000年代以降のUSインディー・シーンを牽引するダーティー・プロジェクターズの女性メンバー、マイア・フリードマンを中心に、ルシウスのダン・モラド、パヴォ・パヴォのオリヴァー・ヒルからなる新たなトリオ「Coco」(ココ)。日本においてファースト・アルバム『Coco』がCDでリリースされることが決定!
フリー・デザイン、フォー・キング・カズンズ、あるいはPPMやママス&パパスなど様々な先達が思い浮かぶようにコーラスによる3声ハーモニーを大切にした曲構成が何より魅力のCoco。
何の先入観なくその音だけ聴いていると、60年代終盤以降のソフトロック~A&Mサウンドが制作のお手本になっているように聞こえるだろう。
しかし、その正体はというと、『ビッテ・オルカ』(2010年)など数々の名作を生み出した人気バンドのダーティー・プロジェクターズのマイア・フリードマン、ルシウス(Lucius)、チムニィ(Chimney)などで活動するダン・モラド、そしてパヴォ・パヴォ(PavoPavo), ダストライダー(Dustrider)などで活動するオリヴァー・ヒルという現在のアメリカのインディー・シーンで充実した活動を続ける精鋭たちによる3人組だ。
10年ほど前から拠点とするニューヨークで出会っていた3人はコロナのパンデミック前から「匿名で一回限りの作品をリリースする」ことを予定していたという。だが、フタを開けてみたら、正式な顔出しのユニットとしてフル・アルバムを制作することに。最終的にLA、ナッシュヴィル、オースティンのスタジオでそれぞれレコーディング。
物憂い風合いのメロディや、曲によってはディレイをかけた音処理とが相まって幻想的な歌世界が展開されている。ストリングス、ピアノ、電子音などを盛り込んではいるもののポケットシンフォニーになり過ぎず根幹はシンプルだ。美しいコーラスとハーモニーを軸にしたこの新たなヴォーカル・ポップ・ミュージックが、コロナ禍で混迷を極めるUSインディー・シーンの新たな夜明けになる予感も。
COCO(Indie rock)