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日本のジャズの生き証人、中牟礼貞則89才、稲葉國光88才。
終わりなき弦の共鳴に包まれて送るウォームサウンド 60×178。
1963年録音の銀巴里セッションにも名を連ねる中牟礼貞則と稲葉國光。今もライヴシーンで活躍している二人の共演は65年以上に及ぶ。二人の抱擁力あふれる温かなリズムに包まれて、演奏するクインテットは60×178。メンバーはポール・デズモンドを彷彿とさせる美しい音色のアルトサックス宮野裕司。リリカルでスィンギーなピアノの岩崎佳子。ベテランのドラマー関根英雄。内容はスタンダード・ナンバーを中心に12曲、ジャズファンに親しまれるバラードもたっぷりと入っている。一番の魅力は骨太な中牟礼のギターと、稲葉の重厚なベース、二人が生み出すリズム。決して音数は多くはないのだが温かな空間が実に心地よい。長く日本のジャズシーンを歩いて来た二人がたどり着いた境地だろうか。往年のジャズファンだけでなく、広くファンに聴いてもらいたいアルバムである。
■guitar 中牟礼貞則
bass 稲葉國光
altosax 宮野裕司
piano 岩崎佳子
drums 関根英雄
SADANORI NAKAMURE / 中牟礼貞則