ブラームス: 交響曲第1番 (SACD)

CHARLES MUNCH シャルル・ミュンシュ

限定生産 SACDハイブリッド盤

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レーベル
エソテリック (ESOTERIC)
国(Country)
JPN
フォーマット
SACD
規格番号
ESSW90264
通販番号
1008529560
発売日
2022年09月18日
EAN
4907034224531

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商品詳細情報

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限定生産・SACDハイブリッド盤

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ミュンシュ最晩年の圧倒的な名演がエソテリックならではの最新リマスターで復活。

■ESOTERIC ならではのこだわりの Super Audio CDハイブリッド・ソフト

マスターサウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいている ESOTERICによる名盤復刻シリーズ。発売以来 LP 時代を通じて決定的名盤と評価され、CD 時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤を貴重なマスターから進化したテクノロジーと感性とによって DSDマスタリングし、新たな Super Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。今回はDECCA、旧フィリップス、旧EMI の名盤から、アナログ時代およびデジタル初期を代表する名演・名録音4タイトルを Super Audio CDで発売いたします。


■ミュンシュ全録音の中でも最も重要な名盤

フランスの名指揮者、シャルル・ミュンシュ(1891-1968)がその最晩年に持てるエネルギーの全てを注いだのが、パリ管弦楽団の創設と育成でした。1967年6月、フランス文化相アンドレ・マルローと、文化省で音楽部門を担っていたマルセル・ランドスキのイニシアチブにより、139年の歴史を誇る名門パリ音楽院管弦楽団の発展的解消が行なわれ、新たに国家の威信をかけて創設されたのがパリ管弦楽団で、その初代音楽監督に任命されたのがミュンシュでした。当時のフランスでは、第 2 次世界大戦前にパリ音楽院管の常任指揮者を務めていたミュンシュ以上にこの新たなオーケストラを率いるのにふさわしい指揮者はおらず、同年 10月2日からの綿密なリハーサルを重ねてむかえた 11月14日の第1回演奏会は、国内外に新しいフランスのオーケストラの誕生をアピールする大成功を収めたのでした。その 1年後、1968年11月、パリ管弦楽団の北米ツアーに同行中にリッチモンドで心臓発作のため急逝するまで、ミュンシュは30回ほどの共演を重ねるとともに、EMI に LP4 枚分の録音を残しました。その中の1枚がこのブラームスの交響曲第 番で、2011年に当シリーズでSuper Audio CDハイブリッド化したベルリオーズ「幻想交響曲」(ESSE-90049)と並び、ミュンシュの全録音の中でも最も重要な名盤として初発売以来カタログから消えたことがありません。


■ドラマティックさを極め尽くしたブラームス

ミュンシュがパリ管の定期で指揮したレパートリーは、フランス音楽に拮抗するようにドイツ音楽の割合が高く、それはミュンシュ以来バレンボイム時代辺りまでのパリ管のプログラム・ビルディングの基本的な特徴でもありました。ミュンシュがブラームスの交響曲第1番を指揮したのは、創立演奏会から数えて 4つ目の演目で、1968年1月9日から13日にかけて、パリのサル・プレイエルとシャンゼリゼ劇場のほか、ランヌやサン=ドニなど地方での演奏も含め 5 回取り上げています。EMIへの録音は、その合間を縫ってサル・ワグラムで収録されました。とにかくこの交響曲をこれほどドラマティックな起伏をもって効果的に演奏した例はないと言えるほどで、特に第4楽章ではそれが頂点を極めています。序奏から濃密な表現で入念に音楽が描き出され、ホルンの有名なソロ、その後のコラールを経て堂々たる主部へ突入。常にティンパニが轟然と鳴り渡り、特にコーダでは、楽譜にないティンパニの追加も含め、凄絶なクライマックスが築き上げられています。第1楽章も情熱と音の厚みが半端なく、堂々としてスケールが大きく、オーケストラのサウンドに指揮者の全エネルギーが注ぎ込まれているようです。主部は遅く始まるも
のの緩急自在で、念を押すリズムや音が出る直前の間合いなど、むしろ非常にドイツ的な表現といえるでしょう。中間の 2 つの楽章も同じで、有機的なアンサンブルが音楽のデリケートで物憂い情緒を見事に表出しており、あらゆる点で、巨匠の叱咤激励のもと覇気に燃える新生オーケストラの息吹が生々しく捉えられています。ミュンシュはこの交響曲を得意とし、ボストン響時代にRCAに録音し、現在では来日時の2種の映像も含め複数のライヴ録音も公刊されていますが、このパリ管との録音はその中でもドラマティックさを極め尽くしたという点で群を抜いた存在といえるでしょう。


■分厚く渦巻く演奏の熱気や巨大なスケール感を収録

収録が行われたサル・ワグラムは、EMIが 1950年代からパリにおけるオペラやオーケストラ録音に常時使用していた会場です。1865年に建造され、もともと国際会議、政治集会、展覧会など多目的に使用されてきたホールで、大きな空間の割には残響感が少なく、明晰さよりもあたたかみのある溶け合った響きが特徴。録音を手掛けたのは、パリ音楽院で作曲を学び 1945年から75年にかけて仏パテ・マルコーニ→仏 EMIのクラシック音楽制作のディレクターを務めたルネ・シャラン(1910-1978)、エンジニアはやはり同社のハウスエンジニアだったポール・ヴァヴァッスールのコンビ。ホールに分厚く渦巻く演奏の熱気や巨大なスケール感が左右のスピーカー一杯に捉えられています。フランスのオケらしい個性的なサウンドを持つ木管を明晰に際立たせるの
ではなく、厚みのある弦楽パートを土台としたオーケストラ全体の大きなマスの響きの中に融合していく音作りがなされていて、それがミュンシュのドラマティックな演奏解釈の方向性と見事にマッチしています。発売以来カタログから消えたことがない名盤であるため、デジタル初期の 1986年から CD化されており、リマスターも重ね、さらに
Super Audio CDシングルレイヤーや MQA-CDでもリリースされています。今回の Super Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。特に DSDマスタリングにあたっては、新たに構築した「Esoteric Mastering」を使用。入念に調整された ESOTERICの最高級機材 Master Sound Discrete DACと Master Sound Discrete Clockを投入。また MEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドで
ディスク化することができました。

(エソテリック株式会社)

【収録内容】
ヨハネス・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品 68

[1] 第1楽章:ウン・ポコ・ソステヌート~アレグロ
[2] 第2楽章:アンダンテ・ソステヌート
[3] 第3楽章:ウン・ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーソ
[4] 第4楽章:アダージョ~ピウ・アンダンテ~アレグロ・ノン・トロッポ

【演奏者】
パリ管弦楽団
指揮:シャルル・ミュンシュ

【録音】
1968年1月8日&12日、パリ、サル・ワグラム

[初出]La Voix de son Maitre: CVB 2085(1968 年)
[日本盤初出]東芝音楽工業:AA8355 (1968 年 8 月)
[オリジナル・レコーディング]
[プロデューサー] ルネ・シャラン
[レコーディング・エンジニア] ポール・ヴァヴァッスール

[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック株式会社)
[テクニカルマネージャー] 加藤徹也(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスター]2022年6月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム
[解説] 浅里公三、相場ひろ
[企画・販売] エソテリック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社