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小説家・小松左京による未完のSF長編小説「虚無回廊」をメインテーマに約4年振りのフルアルバムが完成。特撮、戦隊ヒーローからサスペンスなどを、王道のプログレッシヴでハードロックな作風に仕上げたこれぞ金属恵比須という、目眩く魅惑の古き良きアングラの世界を堪能あれ。
「SF」「特撮」を題材にしたコンセプト・アルバム。
小説家・小松左京の遺作「虚無回廊」をテーマにした楽曲や、作曲家・渡辺宙明氏初の作曲指導楽曲を収録。14分を超える最終曲「巡礼」はプログレファン感涙の必聴曲!!
音楽だけでなく様々な事象に精通するリーダー高木大地によるコンセプト大作。近年も自身の興味の対象への憧れと、尊敬の念により多くの異種交流を果たす。そこで得た着想を金属恵比須に取り込み、具現化するのだ。恐るべき男である。個人の趣味、特におもちゃ箱やコレクション・ケースのものが、そのまま音楽になると雑多なものを想像してしまうが、出てくる音はほぼ70年代の王道ロックに変化し、その音にも特に好きなものが反映されるため、”聴いて楽しい”という特殊効果を生むのだ。それこそがあらゆる音を飲み込んだ金属恵比須の根源なのかもしれない。
本作は「武田家滅亡」以来4年ぶりとなるフルアルバムで、前半は完全コンセプト作、後半は関連楽曲他を配置するという同様の構成。さらに初めて2作同一メンバーで制作されている。収録曲は全9曲。(以下メンバーからのコメントを含む楽曲解説)
「虚無回廊オープニングテーマ」は、キーボードを主体としたインストゥルメンタル。映画のオープニングのような曲を意識。「魔少女A」は、金属恵比須全員が参加している聖飢魔II創始者・ダミアン浜田陛下のバンドDamian Hamada's Creaturesに影響を受けた楽曲。参加しているものはきちんと吸収。(※Aは小説に登場するアンジェラ・インゲボルグのイニシャルから。)「誘蛾灯」は、ブラック・サバス、ジェネシスなどに影響を受けた70年代テイスト満載の楽曲。「人工実在」は、70年代のプログレのアレンジで80年代の歌謡曲のメロディを歌うという挑戦をした楽曲。「虚無回廊エンディングテーマ」は、SFを意識したシンセサイザーによるインストゥルメンタル。「未完の大作」にあえて「エンディングテーマ」を作り、音楽において物語を終結した。「星空に消えた少年」は、渡辺宙明が96歳にして初の作曲指導をした曲。往年の特撮テーマ曲のような雰囲気。 「ゴジラvsキングギドラ メインタイトル」は、『ゴジラ』シリーズの曲をプログレアレンジでカバー。ELPを彷彿とさせる現代音楽のアレンジ版。伊福部昭作曲。 「う・ら・め・し・や」は、ドラマー後藤マスヒロのペンによるもの。往年の人間椅子で披露していたマスヒロ曲を彷彿とする清涼感ある楽曲。 「巡礼」は、14分を超える組曲。キング・クリムゾンの歴史を巡礼するかのような楽曲展開はスリリング。
解説は、『マジンガーZ』などで有名ながら惜しくも96歳で逝去したアニメ特撮界のレジェンド作曲家・渡辺宙明。逝去の3か月前に書かれたもの。
★ディスクユニオンオリジナル特典★
「魔少女A」の別ミックス収録CD-R
※特典が無くなり次第終了となります。
Kinzoku-Yebis / 金属恵比須
1991年結成の自主制作プログレッシヴ・ロック・バンド。2015年、『今日は1日プログレ三昧』(NHK-FM)でオンエアされブレイク。TV番組・雑誌・新聞など多数のメディアに取り上げられ、五木ひろし、頭脳警察、ダミアン浜田陛下(元聖飢魔II)、伴大介(俳優、『人造人間キカイダー』ジロー役など)といったレジェンド達とも共演を果たす。著名⼈にファンが多く、PANTA(頭脳警察)、髙嶋政宏(東宝芸能)が熱烈に応援。2019年、『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』の樋口真嗣監督ら主催による「小松左京音楽祭」に出演。代表作は『ハリガネムシ』『武田家滅亡』『黒い福音』。2022年、6⽉に逝去した渡辺宙明(作曲家)の遺作の制作に携わる。直近のリリースは、2022年10月発売『春くれば2022/伴大介&金属恵比須/作曲︓渡辺宙明』、同年12月には小説家・小松左京による未完のSF長編小説「虚無回廊」をメインテーマにした約4年振りのフルアルバムをリリース。
メンバー: Vocal、Percussion:稲益宏美 / Bass:栗谷秀貴 / Drums:後藤マスヒロ(元・人間椅子) / Guitar、総監督:髙木大地 / Keyboards:宮嶋健⼀
●金属恵比須 Official Web Site : http://yebis-jp.com/
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