ALESSANDRO ALESSANDRONI アレッサンドロ・アレッサンドローニ
推します!!イタリアン・ライブラリー・ミュージックの父、アレッサンドロ・アレッサンドローニの未発表レア曲を含む7インチレコード5枚組のボックスセット!!
ALESSANDRO ALESSANDRONI アレッサンドロ・アレッサンドローニ
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11,275円(税込)
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60年代と70年代のイタリアの"シークレット・ミュージック"の多くを支える重要人物であるアレッサンドロ・アレッサンドローニが、エロティック&ソフトコア映画のために制作していた激オブスキュアなサウンドトラック。その内容は朴訥さとソリッドさを兼ね備える唯一無二な魅力を放っており、元々低予算で制作されていた映画自体のクオリティを、アレッサンドロのイマジネーションを爆発させたユニークなフィルモグラフィがはるかに上回ってしまった結果、皮肉なことに劇伴に採用されずにお蔵入りになってしまったことも窺える。
これらはティアックの4トラック・オープンリール・マシンを使って、自宅スタジオで宅録的に録音されたもの。この時代ならではのチープな質感のドラムマシン実機、ラテン圏やアフリカ圏で使用されるコンゴなどのパーカッション、そこへセンス抜群のシンセサイザーやピアノ、12弦ギターが重なる。生身のセッション・プレイヤーを必要とせず、自身で完成させているところが、ある種の狂気を生んでいる気もするが、それこそが彼の魅力だろう。
現在試聴できるのは「Il Quarto Tipo」「Snake Disco」の2曲のみだが、前者はラテンパーカッションとズブズブの太いのベースライン(おそらくTB-303)の絡みが不思議と日本の民謡や祭囃子に聴こえてくる摩訶不思議トラック。後者はクラフトワークとJBがバンド練をしていたら、泥酔したシュトックハウゼンが乱入してきたような風情。他にもシネマティックなアンビエント・サウンドからディスコ・ファンクまで、幅広いスタイルで電子音楽とアコースティック楽器をユニークにミックスした、素晴らしすぎる音楽遺産。アレッサンドロニ自身がボーカルをとっている曲もあり、ライブラリーの範疇をはみ出すような作家性と自意識が感じ取れるのも◎。
Eric Adrien Leeによるアートワークと、当時の映画館の外に貼られていた折り込みポスターにインスパイアされた30x70cmの折りたたみポスターが付属。
ALESSANDRO ALESSANDRONI / アレッサンドロ・アレッサンドローニ