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アルトゥルス・マスカツ(1957-):アコーディオン協奏曲/タンゴ 他
【聴き手の郷愁を誘うアコーディオン協奏曲、名手シドロワ参加!】
アルトゥルス・マスカツはラトヴィアの作曲家。1996年からラトヴィア国立歌劇場の芸術監督を務め、主として歌劇や演劇の分野で活躍、ラトヴィアの文化向上の一端を担っています。彼の多くの作品は調性感があり、聴きやすく時にロマンティックな味わいを持っています。このアルバムに収録された「タンゴ」は2003年に開催された「第3回マスタープライズ国際作曲コンクール(英国)」のファイナリスト作品の一つとして国際的に注目され、以来、マスカツの代表作に数えられています。ピアソラを思わせるパッションをアコーディオンとオーケストラに落とし込んだ見事な作品です。
かたや2021年の「アコーディオン協奏曲」は、以前リリースされた『ピアソラ・リフレクションズ』(国内仕様盤NYCX-10190/輸入盤ALPHA664)で情熱的なパフォーマンスを披露したラトヴィア出身の奏者クセーニャ・シドロワに捧げられており、創作にあたってもシドロワのさまざまな意見が反映されたというノスタルジックな雰囲気を持つ美しい作品です。「カントゥス・ディアトニクス」は、マスカツの名付け親で子供時代に大きな影響を受けた女性を念頭に書いた作品。この女性は当時重い病気にかかっており、マスカツは彼女への感謝、回復への希望と祈りを込めて作曲しました。彼女は後に奇跡的に回復したそうです。曲の最後にチェレスタで奏される有名なラトヴィア民謡「Saul?t tec?j ec?dama」が印象を深めます。「わたしの川はあなたへと流れる」はエミリー・ディキンソンの詩にインスパイアされた交響詩であり、アンドリス・ネルソンス率いるボストン交響楽団の委嘱作。ネルソンスの親友であった故アンドレイ・ヤガルズに捧げられています。
(ナクソス・ジャパン)
【収録内容】
アルトゥルス・マスカツ(1957-):
1. タンゴ(2002)
アコーディオン協奏曲
「What the Wind Told Over the Sea 海を渡る風が語るもの」(2021)
2. I. Andante, misterioso ?
3. II. Allegretto ?
4. III. Blues ?
5. IV. Cadenza. Moderato. Toccata
6. Cantus Diatonicus カントゥス・ディアトニクス(1982)
7. “My River runs to thee...” わたしの川はあなたへと流れる
エミリー・ディキンソンへのオマージュ(2019)
【演奏者】
アルトゥルス・ノヴィクス(アコーディオン)...1
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン)...2-5
ラトヴィア国立交響楽団
アンドリス・ポーガ(指揮)
録音:Great Guild Hall, Riga
2022年3月11-12日...2-6
2022年9月2-3日...1、7
ANDRIS POGA / アンドリス・ポーガ
ラトヴィア出身の指揮者