MOZART:PIANO CONCERTOS NOS.23&14

DEJAN LAZIC デヤン・ラツィック

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レーベル
CHALLENGE CLASSICS
国(Country)
IMPORT
フォーマット
CD
規格番号
CC72945
通販番号
1008732560
発売日
2023年10月14日
EAN
0608917294521
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商品詳細情報

【収録内容】
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
モーツァルト/ラツィック編:《ロンド・コンチェルタンテ》- アレグレット・グラツィオーソ(ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333/315c 第3楽章からの編曲/世界初録音)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449

【演奏者】
デヤン・ラツィック(ピアノ)
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2022年2月14-17日/ノルウェー、ベルゲン、グリーグホール
(CD) 55:08

整然として精緻、そして奔放 ほとばしる才気とあざやかに煌めく知性頭脳派ピアニスト・ラツィックがついに挑んだモーツァルトの協奏曲シリーズ第1弾
ピアニスト・作曲家として活躍する才気あふれる音楽家、ラツィックによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ第1 弾。シリーズ全3枚で6曲の協奏曲を収録予定です。異なる創作時期・編成・スタイルを並置させることでモーツァルトのゆたかな秘儀をあらわにし、またカデンツァやアインガングをラツィック作で統一することで各曲を密接に結び付けていく、というコンセプトが掲げられています。
ラツィックは現代ピアノで演奏するにあたって、発音・フレージング・アーティキュレーションなどあらゆる事象を注意深く検討・調整し、オーケストラとのバランスも徹底的に吟味しました。和声進行のグラデーションに即したテンポ変化、軽やかにして理路整然とした物言い、知的な奔放さといった頭脳派ならではの見事な解釈が結晶化しています。フリエンドのバックも機敏な反応を見せ、ピアノと共に動きのある音楽を作っていくさまが大いに刺激的。こまかい作り込みながら響きは小型にならず、たっぷりとモーツァルトの音楽を鳴らしているのも好印象。23番アダージョの深淵とフィナーレの嬉々とした輝きは当ディスクのハイライトと言えます。
ソナタ(K.333/315c) からのラツィック編曲版は「独奏ピアノ、オーボエ2、ホルン2、ファゴット、弦五部」という完全な協奏曲編成。もともとこのロンドはモーツァルト自身がカデンツァを書き込んでいる珍しい楽章で協奏曲に親和性があるため、面白い試みです。ここからさらにラツィックが手を加えた「ピアノ四重奏版」は既に録音があるものの、この管弦楽伴奏版は初録音。カデンツァはモーツァルトの書いた通りに弾かれますがピアノ・パート全体は原曲そのままではなく、オーケストラにも旋律が託されます。ハ短調で提示されるテーマにはオーボエがあてがわれたりと管楽器の用法もじつに多彩で本当のモーツァルトの協奏曲のよう。ラツィックの高い作曲センスにうたれます。

(キングインターナショナル)

バルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラジッチ(ラツィック)と、京都市交響楽団の首席客演指揮者に就任するなど、日本での活躍も目覚ましいオランダの名匠ヤン・ヴィレム・デ・フリーント。この強力コンビによって全3巻を予定しているモーツァルトのピアノ協奏曲集、第1巻は第23番と第14番の協奏曲をラジッチ編曲の『ロンド・コンチェルタンテ』で繋ぐ興味深い試みでスタートしています。この『ロンド・コンチェルタンテ』は、協奏曲風のカデンツァ・パッセージを持つピアノ・ソナタ第13番の第3楽章からのアレンジで、「ピアノ五重奏」バージョンはモーツァルトのピアノ四重奏曲集のアルバム(ONYX4207)に収録されていましたが、今回の「ピアノと管弦楽」のためのバージョンは世界初録音となります。
また、ラジッチがモーツァルトの時代の一般的な慣習に触発されて作曲したカデンツァとリード・イン(アインガング)も、このプロジェクトの強烈な個性を際立てています。
※録音:2022年2月14日-17日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)

(東京エムプラス)