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山本剛トリオ×神成芳彦 伝説のTBMタッグが再び
渾身のエロール・ガーナーアルバム
前作『Blues for K』(SCOL-1062)で再会した山本剛と、TBMレーベルの元エンジニア神成芳彦。『ミッドナイト・シュガー』『ミスティ』など数々の日本発・世界的名盤を生み出してきたこのコンビが、栃木県那須高原にある神成のプライベートスタジオで吹き込んだこの作品は、多くのオーディオ誌に取り上げられ、また<ジャズオーディオディスク大賞2022 銀賞>も受賞するなど、大きな話題と高い評価を得た。そして2023年、「ぜひプロスタジオでの録音でも聴いてみたい!」という声にお応えすべく、神成芳彦が東京・音響ハウスに登場!かつてTBMレーベルもレコーディングを行った日本を代表するこのスタジオで再び腕を鳴らす。選曲は山本剛が敬愛してやまないエロール・ガーナーを中心としたバラッド集。両者にとって原点回帰にして挑戦的な作品に仕上がった。
<収録曲>
・Night Wind
・Paris Bounce
・When Paris Cries
・Dreamy
・Mood Island
・Solitaire
(以上Erroll Garner)
・Daahoud (Clifford Brown)
・Polka Dots and Moonbeams (Jimmy Van Heusen)
・Laura (David Raksin)
ほか全11曲
■山本剛(p)
香川裕史(b)
大隅寿男(ds)
レコーディング、ミックス:神成芳彦
2023年11月20日 音響ハウスにて
TSUYOSHI YAMAMOTO / 山本剛
1948年3月23日、新潟県佐渡郡相川町に生まれる。すぐに佐渡島より新潟に移り、小学生の頃からピアノを弾き始める。高校生時代、アート・ブレーキーとジャズ・メッセンジャーズの生演奏の虜となりジャズ・ピアノを独学で習得する。1967年、日本大学在学中、19才でプロ入り。ミッキー・カーティスのグループを振り出しに英国~欧州各国を楽遊。1974年、レコード・デビュー(「ミッドナイト・シュガー」TBM)。スケールの大きなブルース・フィーリングとスイングするピアノがファンの注目を集め、続く「ミスティ」(TBM)が大ヒット、以後レコード各社より数多くのリーダー・アルバム、共演アルバムを発表、人気ピアニストの地位を確立する。1977年、アメリカ、サンフランシスコ、モンテレー・ジャズ・フェスティヴァル出演。1979年、スイス、モントルー・ジャズ・フェスティヴァル出演。大好評を得、その後渡米、1年間ニューヨークで音楽活動を行う。帰国後は、六本木のライヴ・ハウス"ミスティー"でハウス・ピアニストとして活動を再開。 笠井紀美子、安田南等ヴォーカリスト達と共演する一方、ディジー・ガレスピー、カーメン・マックレイ、サム・ジョーンズ、ビリー・ヒギンズ、エルビン・ジョーンズ、ソニー・スティット、スティーヴ・ガッド、エディー・ゴメスetc. 多数の本場ミュージシャンと共演。その間、英国のバタシー・パーク・ジャズ・フェスティヴァル、ニューヨーク独立記念日ジャズ・フェスティヴァル、コンコード・ジャズ・フェスティヴァル等に出演。TV番組「リュウズ・バー(村上龍構成、出演)」の音楽を担当するなど各方面で活躍。
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