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1988年にレア音源やライヴ音源でそれまでのキャリアを振り返るような回顧録『ビバ・サンタナ!』をリリースし、それにあわせたライヴも行われましたが、その時期カルロスがツアーに連れて行ったバンドはそれまでに比べ縮小され、ホーンはなく、パーカッションはビ・バップとラテン・ジャズのレジェンド、アルマンド・ペラザ1人。ホルヘ・サンタナもギターでフィーチャーし、「The Healer」での彼のソロは、全編を通して絶好調の輝かしい兄カルロスとはフィーリングもトーンも全く異なりまたそれも素晴らしい。80年代半ばを乗り越え、よく練られたラテン・ロック・アンサンブルのパーカッシブなうねりを作り出しています。「12 Bar Blues」ではゲストにロス・ロボスのセザール・ロサスとデヴィッド・イダルゴが参加。本作には1989年11月26日、カリフォルニア州ワトソンヴィルのワトソンヴィル高校で行われた「地震救済コンサート」での音源を収録しています。
SANTANA / サンタナ