6,133円(税込)
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『これは音楽鑑賞の為の音楽ではなく、主役はあくまで聴いている貴方自身。眼で見える景色を心地良く見る事の出来る状態に心を緩める BGM、毎日の規則的な時間を時という無限に変える音の配列、この複雑な現代という今を生きる、貴方の心を軟化させるサウンドスケープ。それは、心と身体を委ねる音の物語。このアルバムを聴き終える頃、貴方の世界は表情を変える。』
※ダウンロードコード付き (封入)
電子音響 / ノイズ / インダストリアル / アンビエントミュージックの即興サウンドアーティストとしてベルリンで活動し続ける MAKOTO SAKAMOTO のアルバム4作目となる「emollient /エモリエント」は、社会や文化によってつくられた時間やルールの束縛、またはそういった文化的な緊張のリズムによって固くなってしまったわたしたち現代人の気持ちを優しく溶きほぐす「治癒」をコンセプトとして制作されました。この複雑な現代社会の中でアーティストとして生きる MAKOTO SAKAMOTO が出来る事と作品の存在意義、彼はその核を人間が持つ普遍的な愛情だと考え、それは単純に立場が違えば親心にも似た身近な愛の感覚を音の景色として表現する事でした。シンプルで美しいメロディーに実験的な電子音が絡み合った繰り返される音のシーケンス、そのミニマリズムによって生み出される心地良いトランス状態は私達を日常だけでなく自分自身の中に渦巻く雑音からも解放してくれます。
収録曲の RAIN は、昨年電子音楽グループ Kraftwerk /クラフトワークがオープニングを務めたドイツの ZKM / カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センターが主催するSCHLOSSLICHTSPIELE 2023 で、アワード2位を受賞したイタリアン・アート・ディレクターSimone Serlenga の作品、 ”AI + GA (人工知能+ジェネレーティブアート)” のサウンドデザインの一部として先行公開されました。美しく幻想的な作品のカヴァーアートワークは、ノルウェー・オスロの国立劇場やノルウェー劇場などで行われる現代アート舞台作品の美術や衣装を手掛ける、ノルウェージャンアーティストの Maja Nilsen がこのアルバムの為に制作したコラージュ・アートワーク作品です。
そして、前回の EP レコード同様マスタリングは Rashad Becker、今回からヴァイナル・カッティングを Dubplates & Mastering の Anne Taegert が担当し、そこからベルリンにあるプレス工場の intakt!でヴァイナルレコードを生産する事で生産の全工程をベルリン内で終わらせています。『Made in Berlin』これは楽曲コンセプトとは別にこのプロジェクトが持つ製品コンセプトで、ベルリン内で資金を循環させ地域経済の強化に貢献している事を示し、このコンセプトはベルリンのみならずドイツ国内で外国人アーティストとして活動を続けている全てのアーティスト達が抱える人権問題、外国人差別問題や外国人移住者反対派に対する MAKOTO SAKAMOTO なりの回答にもなっています。
MAKOTO SAKAMOTO