2,860円(税込)
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アルフレート・シュニトケ(1934-1998):
【収録内容】
『小悲劇』(1979)
ミハイル・シュヴェイツェル監督のテレビ・シリーズのための音楽原作:アレクサンドル・プーシキン
1-4. チャプター1:
1. テーマ
2-4. プロローグ:プーシキンの「ファウストの情景」
5-11. チャプター2:エジプトの夜1
2-13. チャプター3:けちな騎士
14-19. チャプター4:モーツァルトとサリエリ
20-28. チャプター5:石の客
29-36. チャプター6:ペスト蔓延下の宴
世界初録音
【演奏者】
スヴェトラーナ・マムレシェヴァ(歌)…22、24
マルタ・ユロフスキ(ソプラノ)…32
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ)…16、18
マクシム・スハーノフ(朗読)…35
ベルリン放送交響楽団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音:2022年2月、3月、2023年9月Berlin, Haus des Rundfunks(ドイツ)
アルフレート・シュニトケは、1960年代から映画音楽を手掛け、1962年から1984年にかけて66曲を作曲しました。彼のスタイルは前衛派にはあまり受け入れられませんでしたが、映画観客やコンサートの聴衆には好評でした。この映画音楽集第6集には、1979年製作、プーシキン原作の連続テレビドラマ『小悲劇』の音楽が収録されています。プーシキンの原作は4つの短編から成り立ち、オリジナルの「けちな騎士」以外は伝統的な物語である、ドン・ファン、モーツァルトの死にまつわる噂、1665年にロンドンで発生したペストを基にしたエピソードが用いられており、これらの作品は人間と死との関係をテーマに、西ヨーロッパを舞台として書かれています。この物語を題材とし、多くのロシアの作曲家たちが音楽を付けてきましたが、シュニトケは4つのテキストを彼独自の視点から再解釈、さらに、プーシキンの遺品から見つかった5ページの断片を用いて作曲したプロローグに加え、小説『エジプトの夜』のエピソードを組み込み、さまざまなスタイルや技法を駆使した音楽を作り上げています。「モーツァルトとサリエリ」ではモーツァルトの作品からの引用も聴かれます。今回の録音では指揮者ウラディーミル・ユロフスキによる入念な調査を経て、シュニトケがこのプロジェクトのために作曲したすべての音楽(映像編集で削除された部分も含む)を再構成の上、収録しています。
(ナクソス・ジャパン)
VLADIMIR JUROWSKI / ウラディーミル・ユロフスキ
ロシア出身の指揮者