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巨匠モリコーネのロマンチックな側面は、常に不協和音で占めている刑事および刑事ジャンルのドラマチックな側面とは対照的です。『Tie Me Up!』(1989) でモリコーネは、スペインの偉大な監督ペドロ・アルモドバルと一度限りのコラボレーションのために、繊細な愛のテーマを作曲しました。 『FOR LOVE』(1976)では、三角関係の背景としてピアノとオーケストラのモチーフを作成しました。『DISOBEDI-ENCE』(1981) では、戦争の終わりにティーンエイジャーが年上の女性たちと初めての性体験を表現しており、ピアノ、弦楽器、オーボエの伴奏で描かれています。『MAKING LOVE』(2000) の「Desperate love theme」は、ヴァイオリンとオーケストラの組み合わせで、とても懐かしくクラシックな曲です。『DOWN THE ANCIENT STAIRS』(1975年)の「Per le antica scale (Preludio)」は、フルートのソロが主体でピアノとオーケストラにより、魅惑的でゆっくりとした官能的な愛の曲です。 『THE STAR MAKER』(1995年)の「Beata and Joe」は、2人の主人公の感傷的なテーマで、第2部ではクラシックギターが加わりオーケストラが演奏します。ソプラノ歌手エッダ・デルオルソのクリスタルな声は、『THE GOOD THIEF』(1980年)、『THE MASTER AND MARGARITA』(1972年)、『 WHAT HAVE YOU DONE TO SOLANGE?』(1972年)『 ORIENT EXPRESS』(1979年) など、エンニオ・モリコーネのサウンドトラックに頻繁に登場します。
クラウディオ・フイアーノ
ENNIO MORRICONE / エンニオ・モリコーネ