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約10年ぶりのアルバムでHNNYは、初期の作品に特に影響されていたエレクトロニック・サウンドスケープへと回帰した。
アンビエント・サウンドだけでなく、楽曲が何を想起させるのか、何について歌っているのか、コンセプト的にも一貫している。
アルバムを通して解像度の高いサウンドとシネマティックかつ、どこか素朴な雰囲気が心地よい。
やはり彼のコンセプチュアルであり、行き過ぎないバランスは健在で、前途のように初期に影響を受けていたというアンビエント・エレクトロ要素はしっかりと現代的にアップデート、更には彼自身の美しいメロディもしっかりと感じ取ることができる。
過去の作品も併せて聴いてみると、より彼の多彩な世界観を体感できるだろう。(NB)
2011年にStudio BarnhusからデビューしたHNNYことJohan Cederbergは、サンプルを駆使した特徴的なスタイルで、瞬く間にハウス・ミュージック界で最も話題のアーティストのひとりとなった。エレクトロニック・ミュージック部門でスウェーデンのグラミー賞を受賞し、世界各地でツアーを行い、ビターテイスト・ダンス・ミュージックでダンス・ミュージック界内外にファンを生み出した。
絶賛を浴びたデビュー・アルバム『Sunday』のリリース直後、このプロデューサーはツアー活動を休止し、制作のみに専念するようになった。
それ以来、HNNYは何億ものストリーミングを記録し、Let's Play House、Puss、Omenaなどから数々のシングルやEPをリリースしてきたが、ついにアルバム『Light Shines Through』で約10年ぶりにLPフォーマットに戻る準備が整った。(メーカー)
HNNY