南西ドイツ放送アーカイヴからのライヴ録音 シューマン:1971年 / シベリウス:2012年
南西ドイツ放送アーカイヴからのライヴ録音 シューマン:1971年 / シベリウス:2012年
2,805円(税込)
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【収録内容】
1-4. ロベルト・シューマン(1810-1856): 交響曲第4番 ニ短調 Op.120(改訂版)
1. I. Ziemlich langsam - Lebhaft
2. II. Romanze. Ziemlich langsam
3. III. Scherzo. Lebhaft - Trio
4. IV. Langsam - Lebhaft - Presto
5-8. ジャン・シベリウス(1865-1957):交響曲第1番 ホ短調 Op. 39
5. I. Andante ma non troppo - Allegro energico
6. II. Andante (ma non troppo lento)
7. III. Scherzo. Allegro
8. IV. Finale. Andante - Allegro molto
【演奏者】
エリアフ・インバル(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団...1-4
シュトゥットガルト放送交響楽団...5-8
録音:1-4. 1971年4月21日(ライヴ)ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン
5-8. 2012年7月12、13日(ライヴ)リーダーハレ、ベートーヴェンザール、シュトゥットガルト
総収録時間:70分
シベリウスはブルックナーの交響曲を研究していたと伝えられており、またマーラーとは直接会って交響曲とはいかにあるべきかと論じたエピソードも有名です。ブルックナーとマーラーの解釈で当代随一の名声を誇るインバルがシベリウスの交響曲に関心を示さなかったとは思えず、これまで録音が世に出ていないのが不思議でしたが、ここに収められた第1番の演奏はその渇を癒すもの。2012年の比較的新しいライヴという点も魅力です。演奏はインバルらしく、スコアの緻密な読みに裏付けられた精緻かつダイナミックなもの。オーケストラは厚みをもって響きつつ、ソロは俊敏な反応を聴かせ、両端楽章の起伏の大きさとドラマティックな高揚が見事。一瞬の間をおいて沸き起こる拍手が聴衆の感銘の大きさを伝えます。シューマンの第4番はニュー・フィルハーモニア管(NPO)との録音(1970年)直後のもので、解釈も同様。オーケストラのサウンドはNPOに比べると重めで、より「ドイツ的」と言えそうです。クローズアップ気味に録音されたティンパニが心臓の鼓動を思わせ、時に不気味に響きます。
(ナクソス・ジャパン)
ELIAHU INBAL / エリアフ・インバル
イスラエルの指揮者 (1936-)
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