5,060(税込)
70%OFF 1,518円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
MICHAEL GROSSMAN、STEVEN HICKS、TOMAS NUNEZ、MICHAEL HASSETTを中心にシドニーのアンダーグラウンド・シーンで活動してきたポストパンク・バンドDEN。2014年結成のトリオ/カルテットとして、初期EPや2018年の『DEEP CELL』ではサイケデリック・ハードコアとダークウェイヴの中間を行く鋭いサウンドで注目を集めてきました。
新作となる本作では、かつてフードトラックのように路地裏で提供していた荒削りなサウンドから一歩引き、より細やかなニュアンスと抑制を意識した方向へシフトしています。『DEEP CELL』で聴けた密度の高いアンサンブルはそのままに、高域で刺さるノイズや極端なスピード感を少し緩め、WIRE『154』を思わせるエーテル感やBRIAN ENO『BEFORE AND AFTER SCIENCE』の軽やかな変拍子感覚、JOHN CALE『PARIS 1919』のポップさをさりげなく取り入れた音作りです。歌詞面では"HAPPENSTANCE"やクラゲ、玉ねぎスープに浮かぶカエルなど、シュールなイメージを連ねたフレーズが並び、硬質なバンド・サウンドとのコントラストを生んでいます。
タイトなビートとクリアなギターが空間を切る"POST PINK"、ベース・リフとシンセのレイヤーで不穏さと高揚を共存させる"EXTRAORDINARY WEALTH"、ミッドテンポのグルーヴに会話のようなヴォーカルが乗る"LESSON OF A LINE"、タイトルどおりの情景を思わせる物語性とリズムの揺れが心地よい"RESTAURANT"、ダークなベースとリヴァーブの深いギターが静かな緊張を保つ"PRESCENCE OF MIND"、ノイジーなギターとリズム・チェンジでクライマックスを作る"SITE 42"など、ポストパンクの骨格を保ちながら、軽さと重さのバランスを丁寧に調整した曲が並びます。
かつての轟音と現在のポップ寄りの感覚をバンド内でうまく折り合わせた、DENの第二章を告げる一枚です。シドニー周辺の地下シーンを追ってきたリスナーにも、WIREやENO周辺のポストパンク/アート・ロックが好きな人にも届く仕上がりです。
DEN