75年のソロ2作目では、デッドの作曲パートナーであるJERRY GARCIAがプロデュースとアレンジ、ギターを担当。MICKEY HART、DONNA JEAN GODCHAUXらも参加し、その結果デビュー作『TALES OF THE GREAT RUM RUNNERS』よりも安定した、聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。カントリー・テイストの楽曲を中心に、ときにデッドの『WORKINGMANS DEAD』や『AMERICAN BEAUTY』を彷彿とさせるような、ややナチュラルな歌声を聴かせるハンター。肝心の歌詞世界は、シンプルで魅力的なイメージ ("DANCE A HOLE")、宇宙を感じさせるもの ("ONE THING TO TRY")、神秘的な風景 ("ROSE OF SHARON")からの民俗的な意匠("WILD BILL")などなど、当然のように豊かで詩的で複雑で叙情的なモチーフが広がっています。
真新しいアートワークをフィーチャーした『TIGER ROSE RARITIES』には、代表曲''ONE THING TO TRY''と''TIGER ROSE''のオルタネイト・ヴァージョンに加え、アルバムと共にレコーディングされ、1975年に『SAMPLER FOR DEAD HEADS』 7インチでリリースされたトラック''TALKIN' MONEY TREE BLUES''が収録されています。
★★2025年4月12日 RECORD STORE DAY 限定商品★★
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